PC用フリーゲーム『STRANGE KEYWORLD』公開。キャラクターとブロックが同時に動作する2Dパズルアクション

個人開発者のがむしゃら氏は4月1日、PC用フリーゲーム『STRANGE KEYWORLD』を公開した。unityroomの作品ページへアクセスすると、ブラウザでそのまま遊べるようになっている。

個人開発者のがむしゃら氏は4月1日、PC用フリーゲーム『STRANGE KEYWORLD』を公開した。unityroomの作品ページへアクセスすると、ブラウザでそのまま遊べるようになっている。

『STRANGE KEYWORLD』は、画面内に表示されたキーを使って、キャラクターとブロックを動かしエリアを踏破していく2Dパズルアクションゲームだ。最初に本作のルールを説明しよう。プレイヤーキャラクターは、WASD、カーソルキー、スペースキーで操作し、ジャンプと壁キックができる。画面ごとに使えるキーが異なっており、画面内に表示されているキーだけがゲーム中へと影響する。キーを入力すると、同時に対応したブロックも反応して動作し、一時的に判定が消失する。この3点が、本作の基本だ。

たとえば、ゲーム開始直後の画面では、スペースキーと4方向のカーソルキーの描かれたブロックが表示されている。この場合は、スペースキーとカーソルキーの上はジャンプ、カーソルキーの左右は移動に対応しているため、キャラクターを自由に操作できる。しかし、カーソルキーの右だけが表示された画面の場合、キャラクターの操作に使えるキーもカーソルキーの右だけに限られるため、右方向にだけ移動できるわけだ。また、キャラクターを動かすためにキーを入力すると、対応したキーの描かれたブロックも同時に動作。キーを押してる間は判定が無くなり、足場として使えなくなるが、その場所が通れるようになる。

ゲーム中には、スペースキーの描かれたブロックをジャンプで乗り継いで行く場面や、左への移動とジャンプを使って右側へ移動する画面、右入力で消える壁を超えて左へ向かうシーンなど、シンプルなギミックを元に多様なシチュエーションが搭載。さまざまな状況をジャンプと壁キック、ブロックのギミックを上手く利用して乗り越え、エンドクレジットにたどり着くことが本作の目的となる。プレイ時間は約1時間ほど。ひらめきが必要な局面や、ゲーム終盤はシビアな操作が必要な状況も出てくるものの、アクション寄りの2Dパズルアクションとして遊びがいのある内容に仕上げられている。

本作を開発した個人開発者のがむしゃら氏は、ゲームエンジンUnityを使って、趣味でゲームを開発している人物。3つまで出せるブロックを使ってステージをクリアしていく2Dパズルアクション『ブロックショット』、回転と磁力を使って磁石同士をつなげていくパズル作品『マグネパズル』など、アイデアを元にした作品をフリーゲームとしてunityroomで公開している。『STRANGE KEYWORLD』は、他の作品同様unityroomにて公開中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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