【年始企画】その3: Yasudaのコレクション

上掲の閑散としたゲーム棚のとおり、私はゲームソフトを蒐集しません。プレイしたゲームはよほど気に入ったものでなければすべて売り払ってしまいます。これは単純に自宅スペースの問題です。本来であればとっておきたいのですが、そんな体積的余裕はありません。

唯一コレクションしているのがサウンドトラックCD。時代に逆行していると言われそうですし、自覚もあります。しかし、これらは音楽的アーカイブであると同時に、私がゲームをプレイしたという記録でもあるのです。いうなれば戦闘機の撃墜マークみたいなものです。

 

「安田さんってゲームに詳しいそうですね!」とやってきた方はたいてい私のゲーム棚を見て幻滅するのですが、そこでこのサントラコレクションをもって反撃するのです。もはや物理媒体で集めること自体が目的になっています。いいんです、もうあとには引けないのですから。

そしてもう1つコレクションがあります――いえ、「ありました」と表現すべきでしょうか。

実家の物置に、かつて何年も買い続けたファミ通(ファミコン通信)のバックナンバーが眠っています。

 

私が小学生だったころ、ファミ通がファミコン通信だったころ、まだ「これからのエッチゲーム」なる企画が通っていたころ、『ジーコサッカー』のガワを利用して『SM調教師瞳 番外編』を製作する様子が記事化されていたころ……。何もかもが懐かしいですね。

どう処分したものか本当に悩んでいます。燃えるゴミに出すのも大変だ。誰かもらってくれませんでしょうか。

Nobuki Yasuda
Nobuki Yasuda
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