狙撃FPS『Sniper Ghost Warrior Contracts』11月22日発売決定。シベリアの地にて、ライバルスナイパーを出し抜き目標を仕留める
ポーランドのデベロッパーCI Gamesは8月16日、『Sniper Ghost Warrior Contracts』を11月22日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。本作は、スナイピングをテーマにしたFPS『スナイパー ゴーストウォリアー』シリーズの最新作だ。なお、Steamのストアページでは当初は日本語対応が謳われていたが、現時点では非対応とされている。
『Sniper Ghost Warrior Contracts』では、プレイヤーは傭兵スナイパーとしてロシア・シベリアの地を舞台に暗殺ミッションをこなす。前作『Sniper Ghost Warrior 3』ではオープンワールドのマップを採用していたが、本作では雪山や森林地帯、あるいは山腹に隠された秘密基地など、5つのロケーションが個別のマップとして用意される。そしてメインミッションにて重要ターゲットを仕留め、物語を進めることで次のロケーションへと移動できる。メインミッションは合わせて25種類存在するとのこと。
本作では「Contracts(コントラクト・契約)」と呼ばれるシステムを採用しており、ミッションをこなすことで装備のアップグレードに使用できる報酬を得ることが可能。マップ内にはメインターゲットだけではなく、サブ目標も豊富に用意されており、こちらをこなすことでボーナス報酬を獲得できる仕組み。ただし、コントラクトをこなす雇われスナイパーはプレイヤーだけではなく、ライバルとなるキャラクターも登場するという。そうした妨害に加え、幅広い攻略を可能にするマップ・ミッション構造により、本作はリプレイ性の高い作品になっているとのこと。
今回公開されたトレイラーでは、「Black Gold」と呼ばれる港湾地区でのゲームプレイを披露している。なお本作に登場するロケーションは、いずれもシベリアに実在する土地をモチーフにしているそうだ。映像ではまず灯台に登り、偵察ドローンを飛ばして敵をタグ付けしている様子が見られる。本作ではこのほかにも、遠隔スナイパータレットや粘着手榴弾、毒ガスなどの新たなガジェットが登場するという。
そして次の場面では、いよいよ照準を覗き込む。ここに採用された「Dynamic Reticle System」も新要素のひとつ。大気の状況や弾道への影響が表示されており、複数の種類の弾丸を使い分けられることもうかがえる。主人公は「Augmented Reality Mask」と呼ばれる特殊なマスクを被っており、それを照準やHUDに表現しているということかもしれない。また、施設の監視カメラをハッキングして敵キャラクターの位置を確認するなどして、裏をかいて仕留めていく場面も。どうやら彼らがライバルスナイパーのようだ。自らの獲物を横取りされないよう先に排除しておくというのが、ミッションにおける攻略方法のひとつとなりそうだ。
『Sniper Ghost Warrior Contracts』ではシングルプレイのキャンペーンモードのほかに、オンラインマルチプレイモードも収録。新たなマップを舞台にチームデスマッチを楽しめるとのこと。こちらの詳細は今後明かされることだろう。