3Dビジュアルノベル『ネクロバリスタ』PC版の発売日が延期、PS4/Nintendo Switch版は2020年リリースへ
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは7月23日、来月8月8日に発売を予定していた『ネクロバリスタ』を2019年内に延期すると発表した。国内だけでなく、グローバルでの延期となっており、海外発売日は2019年第3四半期へと変更されている。あわせて、リリース時期が未定であったPlayStation 4/Nintendo Switch版は2020年と定められた。
『ネクロバリスタ』は、オーストラリアのインディースタジオRoute 59が手がける3Dビジュアルノベルだ。オーストラリア・メルボルンにある珈琲店にて「死と珈琲」の群像劇が展開される。このコーヒーショップは「あの世」と「この世」の狭間にあり、死者と生者が共存できる唯一の場所。死者が“最後の24時間を過ごす場所”としても知られている。そんな世界で、一人の青年の来店をきっかけに始まる、時を賭けた物語が描かれる。
ゲームとしては、来店した客と会話をすることに加えて、ターミナル内を一人称視点で探索することが可能。キャラクターとの会話や、店内での情報収集を通じてシナリオを進行させていく。死者たちの物語は、プレイヤーの選択により分岐。ビジュアルノベルのシステムはそのままに3Dを取り入れた“3Dビジュアルノベル”として開発されてきた作品。
今回の延期の主な理由は、対応言語の追加。これまで予定されていた日本語、英語、繁体中国語、簡体中国語に加えて、フランス語、カナダ・フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、ロシア語、トルコ語、アラビア語、ポルトガル語、オランダ語を追加。15か国語以上に対応しての大規模ローンチとなる。延期にあわせて、ゲーム内容についても更なる調整を行い、最高の体験を提供するとのことだ。
PLAYISMが国内発売するという『ネクロバリスタ』においては、弊誌でも近日中に開発ルーツに迫るショートインタビューを掲載予定。プレイまでにもう少し時間が必要になったが、インタビューなどを読み、日本文化からも強く影響を受けて作られているというオーストラリア産の3Dビジュアルノベルを期待していてほしい。