まったり系惑星運営シム『Before We Leave』発表。地下住民に地表での生活を覚えさせる

インディースタジオBalancing Monkey Gamesは7月17日、『Before We Leave』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。『Before We Leave』は惑星で植民地を運営するシミュレーションゲームだ。

ニュージーランドのインディースタジオBalancing Monkey Gamesは7月17日、『Before We Leave』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。『Before We Leave』は惑星で植民地を運営するシミュレーションゲームだ。

『Before We Leave』では、プレイヤーは複数の惑星を管理する。プレイヤーが管理する人々は、長きに渡り地下世界にて暮らし、地表の世界を忘れてしまっている。そんな人々を率いて文明を築き上げるのだ。小屋を建ててポテトを育て、街を拡大し続け最終的には他の大陸や惑星の人々と交流する。リソース管理や古代文明の技術の獲得、他惑星とのネットワークも星系を栄えさせる上で重要になりだろう。

植民地を運営する上ではいくらかの危険は伴う。古代のガーディアンといった旧文明の脅威が街に襲いかかる。また祖先が地下で生活していたことにより、古くから地下に眠る災害にも脅かされている。惑星をも喰らい尽くす巨大なクジラの動向にも注意しなければならない。災害にうまく対処できなければ、住民たちの生活は崩壊してしまうだろう。

とはいえ、『Before We Leave』は災害への対処はあっても争いもしくは暴力といった要素は存在しないという。武器も登場せず近隣住人とのリソースを巡る戦いもなし。鯨などの対応にしくじらなければ、人々は死ぬこともないそうだ。開発元は本作を「落ち着いて自分のペースで拡大する星系惑星再建ゲーム」と紹介している。災害要素の説明は若干物々しいが、まったり遊べるシミュレーションゲームになると考えてもよさそうだ。

ゲーム内にはヘックス状のマップが広がっており、個々のマスにそれぞれの地区を設置していくことになるのだろう。映像では、平地だけでなく、高地に街を作ろうとしている場面も確認できる。この球体とヘックスマスのビジュアルは、本作におけるひとつの大きな特徴といえるかもしれない。

『Before We Leave』は、近日中にクローズドβテストを実施予定。発売日は“できあがった時”となっている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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