『スーパーマリオメーカー 2』にて、おなじみの1-1コースを“地獄級”にリメイクしたユーザー現る

『スーパーマリオメーカー 2』にて、多くのプレイヤーにとって馴染みのある『スーパーマリオブラザーズ』のコース1-1を、ユニークにリメイクしたユーザーが現れた。アイデアひとつで地獄へと変えてしまったのだ。

『スーパーマリオメーカー 2』にて、多くのプレイヤーにとって馴染みのある『スーパーマリオブラザーズ』のコース1-1を、ユニークにリメイクしたユーザーが現れた。コースづくりにおけるひとつのアイデアとして、1-1にひねりを加える試みは散見されてきたが、ゲーム実況者Sunny氏は“地獄”に作り変えてしまった。

コースの名は「1-1 but with a twist(1-1だけどひねりあり)」。コース説明文にも「少しだけひねっています」「新しい1-1の体験が楽しめます」といった不穏な言葉が並ぶ。コースをスタートすると、確かにそこは見慣れた1-1。1-1……なのだが、無数のファイアーバーがあらゆる場所に配置されている。おなじみ1-1を超高難易度にしたのが「1-1 but with a twist」なのだ。コースIDは「YXL-D4C-TQF」である。

ゴールにたどり着くには、四方八方から迫りくるファイアーバーを避け続けなければならない。不条理に見えながらも計算され尽くしている設計もこのコースの特徴のひとつ。前作から高難度コースを作り遊んできたSunny氏の経験が活かされているだろう。ファイアーバーと土管の間を抜けながら、見慣れたコースを抜け出そう。とにかく重要なのは、ファイアーバーの動き。回転するファイアーバーの動きを見切りながら、ルートを見極め突き進んでいくことがもとめられる。なお、本コースにおいては、クリボーは登場しないようだ。

『マリオメーカー』には「クリアしなければ投稿できない」というルールが定められており、もちろんSunny氏もクリアした上で投稿をおこなっている。上の動画は、氏がアップロードするにあたりクリアした様子を映したもの。数多くのプレイヤーが遊び屍を積み上げているが、少なくとも7月17日2時時点では5人以上がコースをクリアしているようだ。

『スーパーマリオメーカー 2』においては、さまざまなアイデアのコースが投稿されている。長編の謎解きコースから、短めの“一発ネタ”コース。自動マリオコース。そのほか、開発者らによる“プロコース”。戦争のトラウマを数コースにわたって表現するストーリーテリング色強めのコースなど多彩だ。高難度コースも、単に難しいだけでなく、上下反転を盛り込むなど今作ならではのひねりを加えた手強いユーザーコース多数。「1-1 but with a twist」もそんな独創的なアイデアから生まれた一作といえそうだ。なおSunny氏は、本コースのほかにも「Spiky Snow Dash」「Wall Kicker 3D」など創造性あるコースも投稿済み。たとえ地獄と化した1-1がクリアできずとも、そのほかの作品をチェックしてみてほしい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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