日本語PS4版『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』発売決定

日本語PS4版『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』発売決定。RPGとしての完成度の高さから好評価を得ている『ディヴィニティ』シリーズ新作がついに正式ローカライズ。

スパイク・チュンソフトは7月16日、『ディヴィニティ:オリジナル・シン2ディフィニティブエディション』を日本PS4向けに発売することを発表した。詳細情報は後日公開予定となっている。

『ディヴィニティ』シリーズはベルギーのゲームスタジオLarian Studiosが開発しているファンタジーRPGシリーズ。前作『ディヴィニティ:オリジナル・シン』は2014年に海外PC向けに発売されたのち、2016年4月にスパイク・チュンソフトより『ディヴィニティ:オリジナル・シン エンハンスド・エディション』として日本語PS4版がリリースされた。2017年には続編『ディヴィニティ:オリジナル・シン2』が海外PC向けに発売。RPGとしての完成度の高さが評価されたほか、2か月で100万セールスを達成する好売上を記録した。2018年には海外PS4/Xbox One向けにも発売されている。

※海外コンソール版のゲームプレイトレイラー

同作の舞台となるのは、前作から数百年後の、ヴォイドが蔓延した世界。物語は、司教アレクサンダー率いるDivine Orderという組織に捕らわれたソーサラーが、Divine Orderの船内で目覚めるところから始まる。「Godwoken」と呼ばれる主人公の、長い旅路の幕開けだ。

アクションポイントやキャラクターの配置を考慮しながら進めていく戦略的なターン制バトル、さまざまな種族やスキルから成り立つ幅広いキャラクタービルドとパーティー構成、複数の攻略方法が用意された豊富なクエスト群、濃厚な物語、プレイヤーの選択によって変動するキャラクター間の関係値など、一度入り込むと数十時間帰ってこれなくなるような魅力が詰まった『ディヴィニティ』新作。最大4人までのオンライン協力プレイと、画面分割のローカル協力プレイにも対応。PC版では、キャンペーンを自作したり他プレイヤーと共有できる「Game Master Mode」も搭載されている。

同作は海外にて高評価を得ているものの、日本語には対応しておらず、テキスト量の多いRPGということもあり日本のユーザーは手に取りづらい状態となっていた。有志による非公式日本語化Modや日本語Wikiを参考にしつつプレイできるようにはなっているが、このたび正式にローカライズされた日本語版が発売されるということで、よりゲーム本来のニュアンスに近い状態で遊べるようになるだろう。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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