Ubisoftの月額サブスクリプション「Uplay+」ラインナップ公開。海外向けに9月3日、100作品以上でサービス開始
Ubisoftは7月16日、同社がE3 2019で発表したサブスクリプションサービス「Uplay+」のラインナップを海外向けに公開した。現時点で108作品が並んでおり、海外PC向けには9月3日にサービスを開始する(ラインナップは国によって異なる場合がある)。なお国内Ubisoft Storeでは今のところ「お客様の地域ではUplay+をご利用いただけません。今後の発表をお待ちください」と記載されている。
Uplay+は月額14.99ドル(約1600円)でUplay+対象タイトルが遊び放題となるサブスクリプションサービス。マイクロソフトのXbox Game Pass、Electronic ArtsのEA Access/Origin Accessなど、ほかの大手パブリッシャーもサブスクリプションサービスを提供しているが、Uplay+はUbisoftタイトルを遊べることはもちろんのこと、Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」に2020年対応予定という点が特徴となっている(公式ブログ)。
Uplay+利用者は『ウォッチドッグス レギオン』『ゴーストリコン ブレイクポイント』『Gods & Monsters』といった今後発売予定の新作にもアクセス可能。発売前タイトルのベータアクセス権や先行アクセス権。40以上のDLC、一部タイトルの豪華版をサービス対象にすることで価値提供を図っている。『ゴーストリコン ブレイクポイント』の例で言うと、Uplay+利用者はゴールド・エディションを遊べるようになり、9月5日に開始されるベータテスト、10月1日からの先行アクセスに参加できる。『レインボーシックス シージ』においては48オペレーターがアンロックされた状態でスタートする。
そのほか『アサシン クリード』『ファークライ』『ディビジョン』『レインボーシックス』『スプリンターセル』『ザ クルー』『トライアルズ』『レイマン』シリーズや、『STEEP』『Starlink』『Transference』『South Park – The Stick of Truth』『Beyond Good And Evil』など、新旧100作品以上がラインナップに含まれている。一部DLCもサービス対象となるため、たとえば『アサシン クリード オデッセイ』のゲーム本編は遊んだがシーズンパスは購入していないといった場合、Uplay+に加入することでDLCコンテンツを遊べるようになる。ゲーミングスタイルによっては、魅力のあるサービスとなるだろう。ひとまずは国内向けの発表を待ちたい。