8bit/16bit時代のパロディ豊富なアクションADV『Horace』Steamにて7月18日発売へ。ロボットが家族を探して旅する高難度ゲーム

ノスタルジックな8bit/16bit時代のパロディ豊富なアクションADV『Horace』Steamにて7月18日発売へ。『Horace』は、家族を探して旅するロボットの物語を描く高難度ゲームで、近年の人気インディーゲームや過去の名作から影響を受けている。

パブリッシャーの505 Gamesは7月2日、アクション・アドベンチャーゲーム『Horace』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)で、7月18日に発売する。

本作は、インディー開発者のPaul Helman氏とSean Scaplehorn氏が手がける物語主導の作品で、8bitや16bit時代のゲームに親しんだ世代に楽しんでもらうことを目指し、ノスタルジックであったり、当時一般的だったカルチャーをゲーム内に織り交ぜているという。

本作の主人公は、強力な力を持つロボットの「Horace」。彼は人間の家庭を転々としながら生活しており、本作では、遠い昔に離れ離れになった家族との再開を目指すことに。Horaceは世界中を旅し、時に時空をも超えてゆき、果てには人類を絶滅の危機から救うことにもなるという。

ゲームプレイはというと、近年の人気インディーゲームや過去の名作から影響を受けており、新たなアビリティを獲得して成長するメトロイドヴァニアのような要素もあるとのこと。ステージでは、アクションをこなしながらパズルを解いていく形で、そのアビリティをフル活用する。また、全12体いるボスとのバトルも待っており、プレイヤーのスキルを試すような高難易度が特徴だという。公開された映像では、巨大な丸太を持ち上げてボールを跳ね返すブロックくずしゲームのようなシーンなどが見られる。本作は、ステージによってゲームプレイや雰囲気がガラッと変わるようだ。

旅をする中では数多くの人々との出会いがあり、Horaceに良くしてくれる人もいれば、気難しい人、なんだか奇妙な人などさまざま。そうした人たちと良い関係を築きながら、目的の家族を探していく。本作ではナラティブ面にも力を入れており、人との出会いを通じて笑いあり涙ありの心温まる物語が紡がれていくのだという。

また、ミニゲームも豊富に用意されている。1990年代のアーケードゲームのパロディ作品が10種類以上登場するとのことで、映像では『パックマン』や『アウトラン』のような、でも少し違うゲームプレイも確認できる。

なお、本作の価格は9.99英ポンド(約1400円)となるが、Steamでの販売開始時にはローンチセールをおこなう予定だ。そして現在、その割引率を本作のウィッシュリスト登録者数によって決定するキャンペーンがおこなわれている。登録者数が1000人に到達すれば10パーセント、50000人で25パーセント、10万人で50パーセント、20万人で75パーセント引きとなる。本作に興味のある方は、Steamのストアページにてウィッシュリストに登録しておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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