「アヘ顔」で有名なネットアイドル、“お風呂の水”を売り始める。商品名は「ゲーマー女子のお風呂の水」
ネットアイドルのBelle Delphine氏が、“お風呂の水”を自身のオンラインショップで販売し始めたことが話題を呼んでいる。商品名は「ゲーマー女子のお風呂の水」で、価格は30ドル。この商品は、Delphine氏が、お風呂場で使った水をボトルに詰めたもの。風呂の水そのものである。説明書きには、この水は飲むのには適しておらず、“情緒的な用途”でのみ利用してほしいと記述されている。国外への発送については対応しているが、手作業であるがゆえに最短で3週間以上かかるとのこと。なお本稿は一部的にセクシャルな内容を含んでいるので、職場などで読む際には注意してほしい。
Delphine氏は、Instagramフォロワー380万人以上を誇るイギリス在住のネットアイドル。ピンク髪をまとわせる可憐な容姿と、“ぶっとんだ”部分もあるセクシャルな投稿、そして巧みなSNS利用により、インターネット上で注目を集める女性だ。もともとコスプレやKawaiiものが好きであると公言しており、メイクや衣服、そしてコスプレ写真を紹介する投稿をしてきた。
氏は、昨年9月より「ahegao(アヘ顔)」の写真を披露したことにより新境地を開拓。この写真は9万以上のイイネを獲得し、海外で「ahegao」を流行させる火付け役となった(Know Your Meme)。これまでと同様にコスプレ写真をあげつつも、そこにAhegaoを加えることで新たな写真スタイルを確立。世の多くの人々のフェティシズムを刺激、もしくは芽生えさせた。D.Vaやクッパ姫、キャットガールなど、可憐なコスプレ写真とそこにAhegaoを加えて独自の魅力を演出している。
PewDiePieなどにも取り上げられ、知名度は上昇。コスプレおよびセクシャルな投稿にはますます力を入れ、Patreonでは3000人の出資者を抱えるほどの人気を獲得した。Delphine氏は独創的なアイデアにより数々のネットミームを生み出したほか、当該投稿に1万イイネがついたら「Pornhubにアカウントを作る」とファンを煽ったりとギリギリのSNS利用にも定評がある。なお結果的に1万以上のイイネが集まったが、Pornhubのアカウントを作って投稿されたのは“非ポルノ”映像。要するに釣りであったわけだ(Metro)。呼びかけと釣りの両方に反感が集まっており敵も増えつつあるが、とにかく話題づくりのツボを心得ている女性である。
Delphine氏は「ゲーマー女子のお風呂の水」発売に際してもInstagramに宣伝動画を投稿。風呂の水を瓶詰めするシンプルな場面から、口の中から唾液をまじえた水が瓶に流し込まれるシーンや、扇情的に尻に水をかけるシーンが映し出されている。お風呂の水に、付加価値を与えるための宣伝映像となっているだろう。
今回の「ゲーマー女子のお風呂の水」は、Delphine氏のオンラインストアの開設と共に販売されたもの。おなじみAhegaoのポスターやマウスパッドが売られているものの、「お風呂の水」はとにかく存在感が際立っている。ストア開設の宣伝としては、機能しているようにも見える。左手にXboxコントローラー、右手にお風呂の水の入った瓶が入った氏の写真は、eスポーツ系エナジードリンクメーカーのG FUELもジョークに使っており、すでにネットミームになりつつある。
How can we compete? pic.twitter.com/7L3ylN5AkH
— G FUEL® (@GFuelEnergy) July 2, 2019
あの手この手で話題を集め続けるAhegao系ネットアイドルBelle Delphine氏。重ねて述べているが、氏のInstagramアカウントに投稿されている写真はとにかく際どいものが多いので、閲覧する場合はどうか注意してほしい。