フニャフニャ人間の物理配達アクション『Totally Reliable Delivery Service』Steamにてオープンベータテスト実施中

パブリッシャーのtinyBuildは6月25日、We're Five Gamesが開発する配達アクションゲーム『Totally Reliable Delivery Service』のオープンベータテストをSteamにて開始した。実施期間は7月7日までで、誰でも無料でダウンロードして参加可能。

パブリッシャーのtinyBuildは6月25日、We’re Five Gamesが開発する配達アクションゲーム『Totally Reliable Delivery Service』のオープンベータテストをSteamにて開始した。実施期間は7月7日までで、誰でも無料でダウンロードして参加可能。ソロもしくは最大4人までのローカル/オンラインプレイに対応する。

『Totally Reliable Delivery Service』では、プレイヤーは“信頼性バツグン”の配送サービス会社のスタッフとなり、オープンワールドの街にてお届けモノを配達していく。マップ内には、配達すべき荷物が入った自販機のようなボックスが点在しており、レバーを引いて荷物を取り出し、指定された目的地へと運ぶのだ。荷物は、このベータ版では20種類が登場する。

プレイヤーキャラクターの操作は、(Xboxコントローラーの場合)LT/LBが左手、RT/RBが右手に対応しており、LT/RTが掴む動作、LB/RBが腕を上げる動作となっている。たとえば段ボール箱を運ぶ際には、正面に立ってLT/RTにて両手で掴む。このままだと引きずってしまうので、LT/RTをホールドしたままLB/RBを押して荷物を持ち上げて運ぶのだ。

配達時には、ただ目的の場所に届けるだけでなく、いかに速く届けたかや、いかに荷物にダメージを与えずに届けたかが評価され報酬に結びつく。荷物を引きずっていてはうまく歩けないし、荷物も痛めてしまう。もちろん、何かにぶつけたり落としたりすることも避けたい。ダメージが一定まで蓄積すると、完全に破損してミッション失敗となってしまう。

ところが、プレイヤーキャラクターはフニャフニャしており、独特な物理表現も相まって、シンプルな段ボール1個でさえなかなか上手く運べない。さらに、運ぶ荷物や配達先もさまざま。重い機械のような荷物は持って運べないため、適当な乗り物を見つけてこないといけない。ミッションによっては、建物の屋上など特殊な場所が配達先になっており、リフトなどを駆使することも。やるべきことが増えるたびに、フニャフニャ人間と荷物との格闘に悩まされることだろう。このもどかしさが本作の魅力であり、パーティーゲームとしての面白さでもあるわけだ。

本作はキャラクターカスタマイズにも対応しており、容姿や服装などを細かく調整可能。カスタマイズアイテムは、ベータ版では配達ミッションをこなすことでアンロックされていくが、製品版でも同様の仕様かどうかは不明である。

このベータ版には、前述したように20種類の配達アイテムが用意されているほか、車や船、ヘリコプター、飛行機など10種類以上の乗り物、またイースターエッグも隠されている。ベータテスト2週目の7月1日からは、さらなるコンテンツを追加するとのことである。製品版の『Totally Reliable Delivery Service』は、2019年夏にSteamで発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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