Ninja Theoryの新作『Bleeding Edge』正式発表。4vs4の3Dオンライン格闘アクション

Ninja Theoryの新作『Bleeding Edge』が正式発表された。『DmC: Devil May Cry』『Hellblade Senua's Sacrifice』などで知られるNinja Theoryによる、4vs4の3Dオンライン格闘アクションゲームだ。

マイクロソフトがE3 2019にあわせて開催中の「Xbox E3 Briefing 2019」にて、『Bleeding Edge』が正式発表された。『Heavenly Sword』『DmC: Devil May Cry』『Hellblade Senua’s Sacrifice』などで知られるNinja Theoryが開発を担当する、4vs4の3Dオンライン格闘アクションゲームだ。

『Bleeding Edge』はスタイリッシュなアクションに定評のあるNinja Theoryが開発する4対4のオンライン対応3D格闘アクションゲーム。アメコミタッチの特徴的な悪党たちがアリーナで大乱闘。コンボ技やチームメイトとの協力技でシナジー効果を発揮せよ。敵の動きを止めたり、マインドコントロール技を発動したり、ミサイルに乗ったり、エレキギターのソロ演奏で暴れまわったりと、ハイスピードかつ戦略的なオンラインバトルが待っている。プレイヤーの技術とタイミング、チームワークで戦場を制するのだ。

ファイターはアサシン・サポート・ヘビーの3種類に分けられており、それぞれ異なるムーブセットを有している。各ファイターの能力は基本アビリティ・スペシャル・スーパーの3種類に分類されている。また数百種類以上も存在するというサイバーネティックModを組み替えることで、好みのロードアウトに仕上げられる。そのほか各自操縦可能なホバーボードは、ペイントやステッカー、トレイルなどでカスタマイズ可能だ。

現時点で公開されているファイターは10種類。巨体のButtercupはタイヤに刃物をつけたような見た目のSaw Bladesを両手に持っており、彼女自身も巨大な一輪バイクを乗り回している。巨体ながら機動力がありそうな、ギャップのあるファイターだ。オーストラリア生まれの赤毛女性Gizmoはボルトガンやタレットで遠距離から敵を抹殺。機械蛇を連ねたKulevは敵に酸を飛ばす。82歳のおばあちゃんファイターMaeveはテレポートや透明化技術を使って敵を翻弄する。全体的にポップな色合いのキャラクターデザインになっており、明るく賑やかなバトルが味わえそうだ。

そのほかマップ上のギミックを有効活用して戦闘を有利に運べる。敵を電撃フェンスに投げつけたり、列車に衝突させたり。オブジェクティブ達成系のゲームモードでは、これらのギミックを活用することで逆転を狙うこともできるだろう。

前作『Hellblade: Senua’s Sacrifice』では、スタジオの代名詞であったスタイリッシュなアクションを、精神疾患を扱うナラティブの一部として成立させたNinja Theory。そこからガラリと作風を変えた本作は、スタジオにとってのパッションプロジェクトだという。Ninja Theoryらしいスタイリッシュかつ滑らかなアクションに期待がかかる『Bleeding Edge』。Xbox One/Windows向けに、Xbox Play Anywhereタイトルとして開発中である。 なお6月27日開始予定のテクニカル・アルファテストは英語のみ対応だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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