ローポリゴンの山を自転車で駆け下りる『Lonely Mountains: Downhill』Nintendo Switch版国内発表。今夏配信予定
任天堂は5月31日、Nintendo Switch向けインディーゲームを紹介する番組「Indie World 2019.5.31」をYouTubeにて放送した。そしてこの中で、ドイツのインディースタジオMegagon Industriesが開発し、Thunderful Gamesが販売する自転車ゲーム『Lonely Mountains: Downhill』を国内向けに発表した。2019年夏に配信する。
『Lonely Mountains: Downhill』は、マウンテンバイクに乗って、山の頂上から麓へと駆け下りる自転車競技ダウンヒルを楽しめるゲームだ。同じジャンルの作品はほかにもいくつか存在するが、本作では俯瞰視点を採用している点が特徴だと言える。舞台となる山には一応コースとなる道はあるものの、それを無視して走っても構わないため、周囲の環境を見通しやすいよう俯瞰視点を採用したとのことだ。実際のゲームプレイでの操作は、左右にハンドルを切るのではなく、画面で見えるとおりの方向に入力するとそちらへ曲がっていく形となっている。
山には切り立った崖や、谷や川などがあり、観客もいない自然そのままの環境の中をひとり孤独に駆け下りる。上述したようにどこを走っても構わないため、崖を下ったり、ジャンプして谷を越えたりしてショートカットしていくのが醍醐味だと言えるだろう。ただし、本作はローポリゴンのかわいい見た目とは裏腹に、独自の物理システムにより自転車はリアルな挙動を見せる。あまりに高すぎる場所から飛び降りたり、不安定な場所に着地したり、あるいは樹木や岩などの障害物に衝突すれば、痛々しいクラッシュへと繋がってしまう。
本作にはオンラインランキングが用意されており、ほかのプレイヤーとクリアタイムを競うことが可能。オープンな環境の山にて、自分だけのショートカットを見つけ出すなど、いかにタイムを縮めていくのかがやりこみ要素となる。そのほか車体やライダーの見た目のカスタマイズ要素も用意されており、ベストタイムを記録したり、転倒することなくゴールすると新たなアイテムがアンロックされるという。そのほか、より高難易度のゲームモードも用意されているとのことだ。