ファンタジーバトルロイヤル『Realm Royale』Nintendo Switch版国内配信開始。のちに基本プレイ無料化予定


デベロッパーのHi-Rez Studiosは5月24日、ファンタジー・バトルロイヤルゲーム『Realm Royale』のNintendo Switch版を国内リリースした。本作は現在クローズドベータテスト段階にあり、その参加権として特別なエモートやスキンなどを含む「ファウンダーパック」が1668円(税込)で販売されている。2019年内に予定されている正式リリース時には、基本プレイ無料へと移行するとのこと。

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『Realm Royale』は、ファンタジー世界にて最大100人のプレイヤーが戦う、比較的カジュアルなバトルロイヤルゲームだ。ソロ・デュオ・スクワッドのいずれかでの参加に対応しており、プレイヤーはウォリアー・ハンター・アサシン・メイジの4つのクラスからキャラクターを選択する。それぞれ移動に関する初期アビリティに特徴が表れており、ウォリアーは跳躍力が高く、ハンターはドッジロールが可能。アサシンは短距離ながら前方にテレポートができ、メイジは宙を浮いて移動する能力を持っている。そして参加者は飛行船に乗り、戦いの舞台となる広大な島へと各々降下してゲームスタートだ。

ほかの多くのバトルロイヤルゲームと同じく、プレイエリアの円が徐々に縮小していくため、移動を繰り返しながら、施設内に置かれた宝箱を開けて装備を強化していく。本作ではマウント(馬)を召喚でき素早く移動可能だ。武器には、銃器や近接武器などが豊富に用意されており、同時に2種類を所持可能。そのほか、さまざまな効果を発揮するアビリティも発見して装備できる。

マップ内にはフォージ(鍛冶場)が点在しており、ここでは体力・装甲の回復薬や、レア度の高い武器、アビリティなどをクラフト可能。クラフトするにはシャードと呼ばれるアイテムが必要で、シャードは不要なアイテムを解体することで入手できる。武器などは何が出来上がるかはランダムだが、強力な装備を入手するためにフォージは是非利用したい施設だろう。ただしクラフトには数十秒かかり、周囲にはフォージが利用中であることが可視化されるため、警戒を怠ってはいけない。

いざほかのプレイヤーと出会うと、武器やアビリティを駆使してのバトルだ。本作では、倒されるとかわいいニワトリのキャラクターに変身するのが特徴で、そのニワトリの状態でさらに攻撃を受けて倒されるとゲームオーバー。ただし、数十秒の規定時間を逃げ切ると、元のキャラクターの姿に復活できるユニークなシステムとなっている。ニワトリは、白旗を振りながら走ったりジャンプすることしかできないため、ソロでは遮蔽物をうまく利用したり、移動速度を上げるアビリティを活用したり、また2人・4人チームでプレイする際はメンバーのサポートが重要になるだろう。

『Realm Royale』は、今回発売されたNintendo Switch版のほかに、PCおよび海外PS4/Xbox One向けにも販売中。Nintendo Switch版は、PC/Xbox One版とのクロスプレイおよびクロスプログレッションに対応しているとのことで、他機種版のプレイヤーと一緒にプレイ可能だ。また、公式サイトにてHi-Rezアカウントを作成し、各プラットフォームのアカウントとリンクさせることで、クラスやバトルパスの経験値、ランクや統計などを統合できる。なお、現時点ではゲームへの招待はPC版からしかおこなえず、コンソール版からの招待機能は開発中とのことである。