Windows 10版『Minecraft』が正式発表、7月29日に配信へ。GameDVR機能で映像キャプチャが簡単に
Mojangは英国ロンドンにて開催されたイベント「Minecon 2015」にて、Windows 10版『Minecraft』を正式発表した。Windows 10のリリース日と同じ7月29日に配信され、当分はベータ版としてアップデートが続けられてゆく予定だ。ベータ期間中の価格は10ドル、すでにPC版『Minecraft』を購入したユーザーには無料で提供される。
Windows 10にも搭載されるXbox LIVEと連動
Windows 10版の特徴として、同OSに搭載される「Xbox LIVE」との連動が盛り込まれている。まずプレイヤーは、ローカルかXbox LIVEを通じたオンライン上で、最大7人のフレンドと共に協力プレイすることが可能だ。また「GameDVR」にも対応しており、過去30秒間のゲームプレイをいつでも保存することができる。たとえばクリーパーが爆発した瞬間を撮り忘れていても、30秒前までなら、さかのぼってキャプチャ保存することが可能になる。
また、Pocket Editionのプレイヤーと共にオンラインかローカルマルチプレイヤーにてプレイできる機能が、無料アップデートにてローンチ後に搭載される予定だ。ほかにも、コントローラーやタッチ、キーボードと操作スタイルを簡単に切り換え可能であることも明らかにされている。
先日のE3 2015では、MicrosoftのARヘッドセット「HoloLens」を使用した驚異的なデモンストレーションも解禁されたばかりだ。Windows 10版がこの機能にも対応するのか、今後続報に期待したい。
なお「Minecon 2015」では、『Minecraft』のスピンオフ『Minecraft: Story Mode』のトレイラーも解禁された。同作はアドベンチャーゲーム版『The Walking Dead』などを手がけてきたTelltale Gamesの最新作である。プレイヤーは「Jesse」と呼ばれるキャラクターを操作し、エルダードラゴンをかつて倒したという4人の冒険者「Order of the Stone」を仲間と共に探し出す。