『Chivalry』精神を受け継ぐ『Mordhau』Steam配信開始。中世剣劇アクションの期待作として、ピーク時には同時接続2万5000人超え

中世剣劇アクション『Mordhau』がSteamにて配信開始。『Chivalry』精神を受け継ぐ『Mordhau』は、リリースから間もなくして同時接続プレイヤー数2万5000人を超える人気ぶりを見せている。

中世剣劇アクション『Mordhau』が4月30日にリリースされた。対応プラットフォームはPCで、公式サイトもしくはSteamより購入可能(公式サイトはSteamよりも開発者取り分が多め。ただし返金は不可)。Steamでの通常価格は3090円で、5月7日までのプロモーション期間中は10%オフの2781円で購入できる。また別売りの「Supporter Pack」には、サウンドトラック、コスメティックアイテム「Medallion」、ゲーム内バナー「Mercenary」が同梱されている。

※「Frontline」モードのゲームプレイ映像

本作は『Chivalry: Medieval Warfare』や『Mount & Blade』から影響を受けた一人称視点の中世剣劇アクションゲーム。プレイヤースキル重視の硬派で奥深いメレーアクションとして発売前から注目を集めており、現在はSteam売上上位ランキングのトップ10に浮上。ピーク時の同時接続プレイヤー数は2万5000人を超える賑わいを見せている。

豪快な四肢切断表現が光る戦闘では、ガードやパリィ、フェイントやキック、敵の攻撃を弾いてからのカウンター、ステップ移動、視点操作による攻撃角度調整や回避など、さまざまなテクニックを極めていくことが求められる。武器は長剣、スピア、弓矢、投げ斧など多彩なラインナップに。そして種類によって防御力や機動力に異なる影響を及ぼす防具を着込み、戦士たちの雄たけびが響き渡る過酷な戦場へと向かう。騎乗戦闘や攻城兵器の活用、簡易的な防壁建設も可能。『Chivalry: Medieval Warfare』同様、混戦時のフレンドリーファイアには要注意だ。

ゲームモードはPvPとPvEの両方が用意されている。PvPモードとしては、拠点制圧と特定目標の達成により進軍していくフロントライン。縮小し続けるプレイエリアの中で最後の一人になるまで戦い続けるバトルロイヤル。PvEモードとしては、ウェーブ形式で続々と襲い掛かってくる兵士たちと戦うCo-opモード「Horde」を遊べるようになっている。

『Chivalry』精神を受け継ぐ期待作『Mordhau』。5月1日時点ではサーバーアクセスおよびGold/XP関連の大きな不具合が発生しており、マッチの最大プレイヤー数を64人から48人に制限するなど暫定対応中。根本的な問題解決に向けて対応が進められている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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