『レインボーシックス シージ』ライオンのリワークとノーマッドの弱体化を予告。オペレーター達の仕様が大きく変更される
【UPDATE 2019/04/18 10:27】
デザイナーズノートで言及された、『レインボーシックス シージ』オペレーターのバランス調整を適用するパッチY4S1.3の各種対応プラットフォーム向けの配信が完了した。
【原文 2019/04/13 11:24】
Ubisoftは4月11日、『レインボーシックス シージ』のY4S1.3アップデートで予定されているオペレーターの修正内容を公開した(英語版デザイナーズノート)。ライオンとカピタオのリワークが主な内容だ。
ライオンは敵の位置をスキャンできる能力を持っており、発動すると壁越しでも敵の姿が赤い輪郭線で数秒間表示される。次回のアップデートでは輪郭線は表示されなくなり、赤いピンが敵の足元に3回立てられる仕様に変更される。スキャンできる時間も4秒から2秒に減少。またディフェンダーにスキャン能力の発動の3秒前に警告が与えられているが1.5秒に減少するほか、使用回数は2回から3回に戻され、クールタイムが27秒から15秒に減少する。ライオンの能力そのものは弱体化されるが、その分使用できる場面が増えることになる。Ubisoftはライオンの能力の圧倒的なプレッシャーを減らしつつも、チーム内での彼の情報収集の役割を維持したいようだ。アタッカーは能力を使用するとき、よりチームで協力することを求められるようになる。一方、ディフェンダーの彼のアビリティに対してとれる選択肢は増えることだろう。
カピタオはタクティカルクロスボウから発射できる窒息ガスボルトに大きな変更が加えられる。窒息ガスボルトの効果範囲が増加し、ダメージが19から12に減少する。また窒息ガスボルトの弾道が10メートル直進したあと落下し始めるようになる。さらに窒息ボルトの効果範囲が最大になるまで2秒かかるようになり、ディフェンダーが窒息ボルトが発射されてからも対処できるようになる。今までピック率と勝率ともに高くないオペレーターであるが、今回のアップデートでエリアの制圧という彼の本来の役割を十分に発揮できるかもしれない。
ノーマッドは範囲内の敵を吹き飛ばすトラップを設置できるエアジャブランチャーに変更が加えられる。エアジャブランチャーは設置されると目立たないため非常に強力だが、設置されたときに固有のサウンドが追加され、ディフェンダーがノーマッドのガジェットの位置を適切に把握できるようになる。また彼女のクレイモアは削除され代わりにスタングレネードが追加された。ノーマッドはエアジャブランチャーを3発持っており、裏取りの対策は十分にできるためだろう。
4月11日に配信されたテストサーバーのアップデートには、今回デザイナーズノートで紹介されたオペレーターの仕様変更も含まれている。まずイングのカンデラの操作がより直感的でシンプルなものに変更された。現在はカンデラを投げる前に三段階のチャージができるが、アップデートで通常のグレネードと同様長く溜めるとその分早く作動するようになるようだ。
マエストロの防弾仕様のカメラであるイーヴィルアイは弱体化された。サッチャーのEMPグレネードとトゥイッチのショックドローンでイーヴィルアイの防弾窓を半分だけ開くことができるようになった。イーヴィルアイの設置場所にはより気を使う必要がありそうだ。
ほかの変更点としてはブリッツのフラッシュシールドのクールダウンが2秒から7秒に変更され、エコーがドローンを使用しているときIQのデバイス探知機で探知できるようになった。ケイドの武器にも細かい調整が入りAUG-A3のダメージが27から33に増加し、TCSG12の弾薬数が61発から51発に減少した。