「パラリンピック」を題材としたスポーツRPG『ザ ペガサス ドリーム ツアー』発表。田畑端氏率いるJP GAMESが開発手がける
JP GAMES株式会社が4月12日、『THE PEGASUS DREAM TOUR(ザ ペガサス ドリーム ツアー)』を発表した。発売予定時期は2020年。JP GAMESは、スクウェア・エニックスおよびLuminous Productionsに在籍し、『FINAL FANTASY XV』のディレクターを務めた田畑端氏が立ち上げたスタジオ。同スタジオの第一作目が、『ザ ペガサス ドリーム ツアー』となる。
本作は、国際パラリンピック委員会の公認を受け開発されているRPGだ。開催まであと約500日に迫る東京2020パラリンピック競技大会に向けて、パラリンピックスポーツのさらなる活性化と普及を目的とした初のオフィシャルゲームである。オリンピック、FIFAワールドカップに続き、世界で3番目に大きなスポーツイベントとして認知されているパラリンピックにて、ゲームという観点から若者層マーケットの注目度を促進する試みであるという。
『ザ ペガサス ドリーム ツアー』では、ペガサスシティという仮想の街を舞台に、もう一つのパラリンピックを体験できるというスポーツロールプレイングゲーム。すべての人に眠っている特殊能力(エキストラパワー)を引き出し、ゲームならではのダイナミックな表現でパラリンピックを描くとのこと。スマートフォンをはじめ、さまざまな機器で楽しめるように開発されているという。
JP GAMESは、「RPGを進化させ、ゲームの力で未来を豊かにする」というコンセプトをもって、今年2月に立ち上げられたスタジオ。これまでの実績を生かし、パラリンピックスポーツならではの魅力を新しいロールプレイングゲームとして最大限に描くという。パラリンピック、スポーツ、仮想の街、そしてRPG。多彩な要素が散りばめられた大規模なテーマを、どのように融合および調律させていくのか、その全貌が明かされる日が待たれるところだ。