『キングダムカム・デリバランス』日本語PS4/PC版の発売日が6月27日に決定。海外で高評価の中世オープンワールドRPG

『キングダムカム・デリバランス』日本語PS4/PC版の発売日が6月27日に決定。販売本数200万本を突破した中世オープンワールドRPG『キングダムカム・デリバランス』が、日本語字幕&日本語吹替のフルローカライズで日本にやってくる。

DMM GAMESは3月28日、日本語版『キングダムカム・デリバランス』の発売日が、2019年6月27日に決定したことを発表した。同作は海外向けに2018年2月に発売され、世界累計販売本数200万本を突破した中世オープンワールドRPG『Kingdom Come: Deliverance』を日本向けにローカライズした作品。日本語字幕だけでなく日本語吹き替えもフルボイスで収録される。対応プラットフォームはPlayStation 4およびPC(DMM GAME PLAYER)。公式ツイッターアカウントによると、現在音声収録は佳境を迎えているという。

『キングダムカム・デリバランス』は、チェコのゲームスタジオWarhorse Studiosが開発する一人称視点・シングルプレイ限定の中世オープンワールドRPG。忠実に再現した15世紀ボヘミアを舞台に、史実に基づいた事象とともに神聖ローマ帝国の壮大な世界を冒険する。主人公となるのは、鍛冶屋の一人息子ヘンリー。ボヘミアの地を牛耳ったジギスムントの直属の傭兵部隊により故郷を焼き払われ家族を失ったヘンリーは、両親の仇を討つべく、反乱軍の一員となり、歴史を変えるクエストに挑んでいく。

当時の南ボヘミアの地勢を道の幅まで忠実にデジタル化したほか、建造物も資料や実物をもとに再現。CryEngineによる繊細なグラフィック、昼夜サイクルの描写、モーションキャプチャースタジオで撮影した中世の剣術アクション、フェイススキャン技術による細やかな表情とその動きなど、こだわり抜かれた世界設計が光る作品だ。リアリティを追及した作品であり、魔法やドラゴンといったファンタジー要素は存在しない。

主人公ヘンリーの将来やクエストの取り組み方はプレイヤー次第。ひとつのクエストにも複数の解決方法が用意されている。また住民からの評価はゲームプレイや物語を変化させる。善き行動を起こせば良い関係が築かれ、罪を犯せば住民は通報し、関係が悪化する。こうした評判は人伝いに広がっていくので、自身の振る舞い方には気を付けねばならない。

※2018年9月に公開された日本語版公式PV

日本語版の販売価格は、ダウンロード版7360円、通常パッケージ版8180円、限定パッケージ版11620円(いずれも税別価格)。限定版では、ゲーム本編のほか、オリジナルアートブック、サウンドトラック、オリジナル紙製マップ、オリジナルコインが同梱される。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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