サスペンスADV『Only After』発表。選択と判断が結末を変えていく
インディースタジオGuraShopは3月24日、『Only After』を発表した。発売時期、プラットフォームは不明。本作は、「選択による分岐」を特徴とするアドベンチャーゲームだ。
『Only After』は、3Dアドベンチャーゲーム。舞台となるのは、郊外の街。Julieと呼ばれる少女が行方をくらませたところから物語が始まる。主人公となる精神医であるJudy Williamsと刑事Michael Gradyは、ふとした理由から、謎の多いJulieの失踪について協力することになる。
手がかりとなるのは、JulieのボーイフレンドであったDavidひとり。Davidは、心的外傷後ストレス障害を患った状態で、街近くの森林で見つかった。上の空状態でのDavisの証言をもとに、JudyとMichaelは女の子が失踪する直前の足取りを追っていく。
本作は、開発スタジオが「『Life is Strange』『Beyond: Two Souls』スタイル」と紹介するように、選択や決断が物語を変えていく。細かい展開からキャラクターの生死に関わる結末まで大きな変化をもたらす。ストーリーテリングは、こうした選択での分岐によって、高い没入感をもたらすとのこと。『Life is Strange』『Beyond: Two Souls』スタイルということで、三人称視点で世界を探索していくようなゲームプレイになるのだろう。
GuraShopは、Unreal Engine 4を用いてコンスタントに3Dゲームを作り続けているインディースタジオ。『Behind the Memory』のようなサイコサスペンスから、『RideOp – Thrill Ride Simulator』のような絶叫シミュレーターまで作風は幅広い。『Only After』は、ゲームプレイだけでなく、ビジュアルや雰囲気なども『Life is Strange』を思わせる。傑作アドベンチャーゲームにどこまで迫り、どう差別化するのだろうか。続報が待たれるところだ。