『PUBG MOBILE』にて、2万を超える不正行為者をBAN。対象アカウントリストを「172ページ」のPDFで公開
『PUBG MOBILE』の公式Twitterは、2019年3月8日から3月13日の5日間で、不正行為を確認した計2万488個のアカウントの利用停止措置をおこなったと発表した。対象となったアカウントリストを「172ページ」にわたるPDFにて公開している。
2019年3月8日から3月13日までに、
不正行為を確認した計20,488個のアカウントの利用停止措置を行いました。
対象アカウントは下記よりPDF形式でご確認いただけます。
不正行為に対しては今後も対策を強化して参ります。https://t.co/L7I5j8GB84— PUBG MOBILE JAPAN🍳 (@PUBGMOBILE_JP) March 22, 2019
韓国では不正行為をしたアカウントをリストアップする文化が根付いており、PC版『PUBG』でもBANされたアカウントは韓国の公式フォーラムに記載されている。『PUBG MOBILE』では、配信当初から日本向けに利用停止措置をおこなったアカウントを公開してきた。リストには英語から韓国語に中国語、日本語にアラビア語など多種多様な言語のアカウントが並んでいる。
本作にて、2018年7月9日から16日の間に利用停止処分を受けたアカウント数は926個。2018年10月30日から11月5日で利用停止処分を受けたアカウント数は7883個。今回の計2万488個のアカウントの処分を見ると、取り締まった不正利用者が激増していることがわかる。前回10月のアカウントリストの50ページもなかなかのインパクトであったが、今回のリストは172ページに及ぶ。ちなみに前回のアカウント処分リストのファイル名は「制裁者_181030_V2」となかなかインパクトのあるネーミングだったが、今回のファイル名は「利用停止アカウント_2019年3月8日」とフォーマルになっている。
『PUBG MOBILE』は、今年3月でグローバルリリースから1年となるが、今でもAndroidの売上トップ100位にコンスタントにランクインするヒットタイトル。最近では『バイオハザード RE:2』とコラボするなど、PCおよびコンソール版とはまた異なるアプローチで、幅広い層のユーザーに訴求している。人気が高いゆえに不正行為者も多いのだろう。公式Twitterは不正行為者の処分発表に際して、これまでの処分発表と同様に「不正行為に対しては今後も対策を強化して参ります。」とコメントしているので、今後も同様の取り締まりをおこなっていくことに期待したい。