『Apex Legends』バレンタインアップデート配信開始、思いやりの精神で期間限定バナーバッジをゲット。アイテム無限複製バグも修正済み

『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』のバレンタインデーアップデートが配信開始。バレンタイン仕様のスキン販売が開始されているほか、『Apex Legends』プレイ中にチームメイトを蘇生することで入手できる限定バナーバッジも実装された。アイテムの無限複製バグも修正されている。

Electronic Arts/Respawn Entertainmentは2月13日、『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の最新アップデートを配信し、バレンタイン限定コスメティックアイテムをゲーム内に実装した(パッチノート)。ゲーム内ストア内では米国時間2月13日から2月19日まで、バレンタイン仕様のコスメティックアイテムが販売されている。目玉となるのはロングボウ用のスーパーレアスキン「Through the Heart」(1100Apex Coin)と、パスファインダーのレジェンダリー・バナーフレーム「Love of the Game」(1100Apex Coin)。

同期間中には、マッチ内にチームメイトを蘇生することで期間限定バナーバッジ「Live Die Live」を入手できる。バレンタインらしく(?)、仲間を思いやる精神を見せることで報酬を得られるというわけだ。報酬欲しさに、わざと仲間を見殺しにしてから蘇生するなんて考えが生まれるかもしれないが、せっかくのバレンタインということで愛情を持って仲間と接しよう。

また今回のアップデートによりアークスターが警告インジケーターを表示するよう変更された。キャラクターアビリティの変更としては、ブラッドハウンドの「全能の目」のクローンがマップに残る時間が1秒短縮されている。そのほか安定性・パフォーマンス改善やバグ修正も盛り込まれており、プレイヤーから問題視されていた消費アイテムの無限複製バグも修正されている。こちらはインベントリー画面より消費アイテムの使用と破棄をタイミングよく続けて入力することで発生するバグであった。また地形に挟まって動けなくなる、もしくは地形をすり抜けてしまうロケーションも直されている。

本作は『Titanfall(タイタンフォール)』シリーズのスピンオフ作品として2月5日に正式発表&配信開始された基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム。対応プラットフォームはPC(Origin)/PlayStation 4/Xbox Oneで、日本語にも対応している。配信から1週間で累計プレイヤー数2500万人、同時接続プレイヤー数200万人超えという人気ぶりを見せており、Twitchの視聴者数もトップを走っている(関連記事)。

現在はゲームの安定性・品質改善、クラッシュや接続周りの問題に注力している段階であるものの、ゲームバランスの調整に関しても、無数のプレイデータやコミュニティからのフィードバックをもとに検討中とのこと。今後の予定としては、3月に本作のシーズン1が開幕し、バトルパス制度が導入されるほか、新しいキャラクター(レジェンド)・武器・アイテムなどが追加される。なおコミュニティ内ではすでに、次に追加されるレジェンドに関する推理が進められており(reddit)、以下トレイラーの5分29~のシーンで登場する2人の未発表キャラクターのうち、左に映っているキャラクターは『タイタンフォール2』の未使用コンセプトアートで見られた人型ロボのデザインに近しい個体、右に映っているのはパスファインダーのアートワークに映っている韓国人キャラクターではないかと推測されている。

 

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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