Nintendo Switch版『タングルディープ』配信開始。美しいドット絵と音楽で彩られる、ダンジョン探索RPG

インディースタジオImpact Gameworksは本日1月31日、Nintendo Switch版『Tangledeep(タングルディープ)』を配信開始した。『タングルディープ』は、美しいドット絵と音楽で彩られる、ダンジョン探索型のRPGだ。

インディースタジオImpact Gameworksは本日1月31日、Nintendo Switch版『Tangledeep(タングルディープ)』を配信開始した。価格は、税込1980円。ローカライズとリリースサポートは架け橋ゲームズが担当しており、翻訳は小川公貴氏が担当している。本作はPC(Steam)向けにも配信されており、こちらの定価は1480円となっている。

※ トレイラーでは、公開当初日本語タイトルが「タングルヂープ」となっていたが、のちに「タングルディープ」へと修正された。

『タングルディープ』は、ローグライク型のダンジョンRPGだ。舞台となるのは、緑豊かな地下世界。何百年もの間、人々は難を逃れるため地下で暮らしていた。地上の世界の記憶をなくし、地下の村で生活を続ける人々。しかしある日ひとりの少女が、地上の世界にある真実を探す旅に出る。Tangledeepと呼ばれる迷宮が存在しており、そこはまだ見ぬ地表へとつながっていると噂されている。少女は、謎と危険に満ちたダンジョンTangledeepへと潜り込み、まだ見ぬ地表を目指す。

本作は、ローグライク型のダンジョンRPGである。4つまで同時に装備できる武器に加えて、鎧やアクセサリーなど自分のスタイルに合わせた装備を整える。ターン制で進行するダンジョンの中を歩き、キャラクターを強化し、先に進んでいくのだ。3種類の難易度選択が存在しており、死んでもお金や獲得経験値(一定時間)の減少があるだけの冒険モード。死亡時には村の状態や預けたアイテムが残るものの、ほかはすべてリセットされる英雄モード。死亡時にはすべてがリセットされる硬派モードが用意されている。

プレイヤーは、それぞれスキルや特性の異なる12種類(内3種類はアンロック)のうちからひとつのジョブを選び、特技を決めて冒険の旅に出る。道中では獲得したJPを消費しスキルを取得するなど、育成要素も重視されている。そのほか、レシピを用いてアイテムを生成する料理システムや、モンスターを捕獲し育てたのちダンジョンに連れ出すペットシステム、装備品の夢の中のダンジョンをめぐり、その装備品を強化するドリームキャスターなど幅広い要素が備わる。育成やテイムなどを楽しむ、RPG要素の強い作品となっている。

ピクセルアートで描かれるグラフィックは、「16ビットスタイル」を見事に演出している。楽曲制作には、菊田裕樹氏や日比野則彦氏、Grant Kirkhope 氏が参加。本作のディレクションを務めたAndrew Aversa氏が奏でる壮大なメインテーマは、本作の世界観を築く礎だ。

開発陣が、Steam早期アクセス配信開始時から願ってやまなかったNintendo Switch版『タングルディープ』。懐かしくもリッチな16ビットスタイルのダンジョンRPGを、これを機にプレイしてみてはいかがだろうか。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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