『龍が如く 極』Steamにて2月20日に配信へ。日本語もあり、海外版と同価格の約2000円で発売
セガは1月23日、『Yakuza Kiwami(龍が如く 極)』のSteamストアページにて、同作を2019年2月20日に配信すると発表した。予約販売が開始されており、定価は2149円で、今予約すれば10%オフの1934円で購入できる。なお予約特典として、デジタル漫画と壁紙、アバターなどが含まれるDigital Deluxe Editionが付属される。昨年Steam向けに発売されることが告知されていた同作は先日、ストアページにて真島吾朗のgifが貼られ、その最後の1フレームに「February 19」という記載が存在したことが報告されていた。今回正式にその発売日が明かされている。
『龍が如く 極』は、シリーズ発売10周年を記念し、第一作目『龍が如く』をフルリメイクしたタイトルだ。2016年にPlayStation 4/PlayStation 3にて発売された。グラフィックは当時の最新技術で描かれているほか、バトルは『龍が如く0 誓いの場所』をベースとされている。ドラマシーンは大幅増加し、キャストの音声は再収録されており、夜のエンターテインメントスポットもまた増加している。「どこでも真島」といったシステムの追加も見逃せない。さらにSteam版のリリースにあたっては、4K解像度とフレームレートの無制限、カスタマイズ可能な操作とウルトラワイドスクリーンに対応している。
そして見逃せないのが、本作の定価が2149円であるという点だ。本作のPS4版は、2017年に価格改定された経緯もあり、ほかのシリーズ作品と比較しても安価な価格に設定されている(PS4版定価は2149円)。PC版の定価も2149円と同価格となっており、お手頃な値段に設定されている。Steam版『龍が如く0 誓いの場所』は、同作のPS4版が日本では他国より高い4000円強で販売されている経緯もあってか、アメリカでの価格13.39ドルに対して約77%割高な3888円にて販売されている。
しかしながら今回はPS4版の国内外価格もほぼ同じということもあり、約2000円という価格で購入可能。PS4版の価格に合わせるという基準で考えれば自然な価格決定であるが、それでも海外版と同様に安価で手に入るというのは喜ばしいといえるだろう。Steam版『龍が如く0 誓いの場所』は、リリース当初は不具合が多く、ユーザーのフィードバックを受けて改善が進められたという経緯がある。本作においては、万全の状態でリリースされることを期待したい。