『バイオハザード RE:2』体験版で『バイオ7』を思い出す。植民地運営シム『Odd Realm』は良作の予感。『WILL』でADV熱再燃。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。『バイオハザード RE:2』においては、30分だけプレイできる体験版が配信中のようです。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。166回目です。

 

『SSX』ぽくはなかった

今週は『Snowboarding The Next Phase』をプレイ。Nintendo Switch初のスノボゲームだそうで。あまりリアルなグラフィックではないですが、雪を滑る表現は悪くない。雪山のバックカントリーを麓まで滑り降り、その間にエアトリックを決めてポイントを稼ぐという内容で、1ステージはかなり短め。トリックは左スティックの左右でスピン、上下でフリップ。そこにABXYボタンでの各種グラブを組み合わせる形となっており、簡単に派手なトリックを出せるのが気持ちいい。

より高いスコアを目指すには、崖など大ジャンプできる場所だけでなく、ちょっとした起伏を利用するなどして積極的に稼いでいく必要があり、ここがやり込み要素となるのでしょう。本作は『SSX』の開発者が手がけているのですが、同シリーズと比べるとかなりシンプル。もっと広大な雪山を舞台に長く滑っていられるゲームも出てほしいところです。
by Taijiro Yamanaka

 

世界を我が手に

今週は『Odd Realm』をプレイしていました。「Dwarf Fortress」や「RimWorld」の系譜のサバイバル/植民地運営シムです。人々を率いて未開の地を切り拓き、家を建て、畑を作り、彼らを繁栄へと導くのが目的となります。世界はワールドマップと地域マップに分かれており、どちらも自動生成。ゲームを開始すると、まずは植民する地域を選ぶことになります。この地域選択は重要で、たとえば近くに敵対的な勢力が住んでいたら、彼らから定期的に襲撃を受けることになるのでご用心。逆に友好的な勢力ならば、商人が訪れてくれます。

実のところプレイを始めたばかりで、未だ全貌をつかめてはいません。ただ、全体的にシンプルにまとめられていて、良作の予感をヒシヒシと感じております。たとえば人々には最初から役割が設定されているので、畑を作れば農家が作物の面倒をみてくれますし、伐採するべき木を指定したら木こりが作業に向かいます。おかげでかなり快適に植民地の管理ができております。恐らくは他の地域への引っ越しもできそうなので、力を蓄えて敵対的な勢力の支配地域へと侵攻し、世界征服を狙えるのでは……と密かに野望を燃やしている今日この頃です。
by Kouzou Suzuki

 

まずはナイフの動作確認から

今週は『バイオハザード RE:2』の体験版「1-Shot Demo」をプレイ。30分の時間制限があるので、いろいろ試してみる余裕はなく、ひとまずクリアを目指すことに。カメラ視点こそ違いますが、手触りは『バイオハザード7』に近い印象。インベントリー画面は『バイオ7』そのものですし、とにかくオリジナルの『バイオ2』ではなく『バイオ7』とばかり比較しながら遊んでいました。

そして『バイオハザード』といえばスピードランとナイフ縛りプレイ。最終的にはこの2つに費やす時間の方が長いはずなので、スピードランが楽しめるようなステージ設計になっているのか、ナイフの仕様はどうなっているのか。そのあたりを気にしながら進めておりました。ナイフを振り回しながらキャラクターの位置を微調整できるという点は地味に快適。

思い返せば、筆者の2018年が本格始動したのはカプコンの『モンスターハンター:ワールド』が発売されてから。2019年もカプコンの『バイオハザード RE:2』が1年の幕開けとなってくれることでしょう。
by Ryuki Ishii

 

文字読むって簡単じゃない

『WILL 素晴らしき世界』を遊んで以来、アドベンチャーゲームのプレイ意欲が非常に高まっております。粗は多いのですが、瞬間風速とエネルギーはとてつもない作品なので、その熱に影響されました。年末年始に『EVE burst error R』に『The Missing』、『レイジングループ』などを片っ端から購入し、今は『レイジングループ』を購入しています。お布団の中では、アドベンチャーゲームは特にはかどるのです。

もともと小説やアドベンチャーゲームはとても好きで、Telltale GamesやKing Artなどの英文の作品も遊んだり非公式翻訳などにも参加していたのですが、この仕事始めてからめっぽうやらなくなりました。理由は自分でもわかりませんが、おそらくは仕事での文字の読み疲れなどがあるのではないかなと。しかし昨年末から、こうしたアドベンチャーゲームがプレイできるコンディションになりつつあり、むしろアクションゲームなどよりも進んで遊びたくなります。こちらも理由はわかりませんが、心に余裕ができてきたおかげなのかもしれません。受動的にでも楽しめる動画とは違い、活字を読むのは能動的な部分が強くエネルギーがいるので、こうした文字の読み疲れは、メディアの人間として他人事ではありません。疲れた人にでも読んでもらえるような内容および情報を載せられるメディアが、求められる時代がきているのかもしれません。
by Minoru Umise

AUTOMATON JP
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