『キャサリン・フルボディ』PS4/PS Vita無料体験版配信開始。新難易度「Safety」や新アニメシーン含む

『キャサリン・フルボディ』のPS4/PS Vita向け無料体験版の配信が開始された。序盤の2日間をダイジェストで遊べる特別編集版であり、『キャサリン・フルボディ』で新たに追加されたSafety難易度、新しいアニメシーン、遊びやすく進化したアクションパズルパートを体験できる。

アトラスは1月11日、『キャサリン・フルボディ』の無料体験版の配信を開始した(ストアページ:PS4/PS Vita)。本作は2月14日発売予定のアクションパズル・アドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation Vitaとなっている。

今回配信された体験版は序盤の2日間をダイジェストで遊べる特別編集版。新規に追加されたものを含めた多数のアニメシーンや、遊びやすく進化したアクションパズルを体験できる。難易度は新たに追加された「Safety」。2011年に発売された『キャサリン』はアクションパートの難易度が高いと声が多く、救済措置として『キャサリン・フルボディ』にて新たに追加された。同難易度は、罠が発動しない、時間制限がない、ゲームオーバーにならないという最易難易度。オートプレイをオンにすることで最短ルートを自動でのぼってくれるほか、アクションパートそのものをスキップすることも可能だ。なお体験版から製品版へのデータ引継ぎはない。以下は「SEKAI NO OWARI」提供のイメージソング「Re:set」を用いた最新PVである。

『キャサリン』は2011年、PlayStation 3/Xbox 360向けに発売され、世界累計100万本出荷を記録した作品。優柔不断な主人公ヴィンセントは、キャサリン(Katharine)という旧知の恋人がいながら、行きつけのバーで知り合った恋人と同名の金髪美女(Catherine)と関係を結んでしまう。プレイヤーは主人公ヴィンセントとして、現実世界で繰り広げられる恋愛アドベンチャーパートと、高難度な悪夢のアクションパズルパートをこなしながら、三角関係の行方を追うことになる。そして『キャサリン・フルボディ』では第三のキャサリンことリンが加わることで、ヴィンセントの情事が四角関係にまで発展。ただのリマスターではなく、「ゼロ視点で取り組んだ」新規シナリオが待っている。

また本作ではCatherineの声を変えられる「Catherine “理想の声” 全ボイスセット」DLCが後日有料配信される予定で、体験版ではCatherineの声を沢城みゆき氏による「キュートな小悪魔」と能登麻美子氏による「ヤンデレ淑女」から選択できる。『キャサリン・フルボディ』の対応プラットフォームはPS4/PS Vita。通常版の販売価格は税別7980円で、2019年2月14日発売予定となっている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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