『ニッポンマラソン』国内PS4/Nintendo Switch版配信開始。ちょっぴり不思議な日本語訳をあえてそのまま残した、勘違いジャパン・マラソンレースゲーム

『ニッポンマラソン』が国内PS4/Nintendo Switch向けに配信開始された。『ニッポンマラソン』は「外国人から見た勘違い満載の日本」をテーマにした架空の国「ニッポン」が舞台となる、パーティーマラソンレースゲーム。セーラー服を着たおじさんや、エビの着ぐるみをきたお兄さんなどヘンテコなキャラクターを操作し、日本のようで日本ではない奇妙奇天烈なステージを走り抜ける。

アークシステムワークスは12月17日、パーティーマラソンレースゲーム『ニッポンマラソン(Nippon Marathon)』を国内PlayStation 4(ストアリンク)/Nintendo Switch(ストアリンク)向けに配信開始した。ダウンロード専売で、販売価格は税込1500円となっている。

本作はSteamにて配信されているパーティーマラソンゲーム『Nippon Marathon』を日本語にローカライズ移植した作品。「外国人から見た勘違い満載の日本」をテーマにした架空の国「ニッポン」を舞台に、クレイジーな見た目のキャラクターたちが、障害物やハプニングだらけのコースを駆け抜ける、4人同時対戦型のパーティーゲームだ。

プレイヤーはセーラー服を着たおじさんや、エビの着ぐるみをきたお兄さん、ツノを生やしたお姉さん、長身の犬人間など怪しいキャラクターを操作し、マラソンコースを走り抜ける。障害物を避け、道中に落ちているフルーツを他プレイヤーにぶつけて妨害したり、レース中に突然始まるミニゲームで息抜きしながらゴールを目指すのだ。不思議の国ニッポンを横断することで、ちょっぴりズレたニッポンの文化を学ぶこともできるだろう。

作中で使用されている日本語は「べギン、勇敢な、走る……行く」「カニのように贖う」といった、わかるようでわからないヘンテコな翻訳になっており、今回のローカライズにあたっても、どこかズレた日本を描くという作風にあわせて、そのちょっぴり変な日本語があえてそのまま使用されている。

コンテンツ内容としては、メインとなるマラソンレースのほか、アスレチック攻略や人体ボーリングなどのミニゲームモードも充実している。奇妙奇天烈なプレイアブル・キャラクターたちが主人公となるシュールなストーリーモードも含まれているため、複数人でも一人でも、肩の力を抜いて笑って楽しめることだろう。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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