『ファークライ』シリーズ最新作ティザー映像公開、核投下後の新世界が舞台か。詳細は明日12月7日発表

『ファークライ』シリーズ最新作のティザー映像が公開された。映像から核投下後の世界が描かれると考えられる。対応プラットフォームはPS4/XBO/PC。現時点ではナンバリング新作になるのか一種のスピンオフになるのか不明。詳細は12月7日のGame Awards 2018にて発表される。

Ubisoftは12月5日、『ファークライ』シリーズ最新作のティザー映像を公開した。核爆弾投下の影響と思わしきキノコ雲を背景に、穏やかな麦畑が爆風に飲み込まれていく様子が描かれている。その後幾年にも渡り雨が降り続けた後の、荒れ果てた大地が映る。そして「だが雲間から光が差し込み 花が咲き 希望が見えた……それは希望に過ぎなかった」というナレーションが続く。この映像と説明から察するに、核投下のポスト・アポカリプス世界が舞台になるのではないだろうか。ティザーの後半で登場する、丸ノコを放つ改造クロスボウからも終末感が漂っている。

ゲームの詳細については、日本時間12月7日に開催されるGame Awards 2018にて発表されるとのこと。対応プラットフォームについては、ティザー映像にてPlayStation 4/Xbox One/PCと表記されている。

※以下、『ファークライ5』の物語に関する言及あり

 

新作がナンバリング作品になるのか、一種のスピンオフになるのか、ティザー公開時点では不明である。ただ牧歌的な農場が爆風に飲まれていく様子から、2018年3月に発売された『ファークライ5』後の物語になると考えてよいのではないだろうか。ティザー映像に移る農場は『ファークライ5』の舞台である米国モンタナ州・ホープカウンティを彷彿とさせるものであり、近場で核爆発が発生するという点は、同作のエンディングのうちひとつの展開を思い起こさせるものである。もしポスト・アポカリプス世界が舞台だとすれば、これまでのシリーズ作品から大きく方向性を変えた、新鮮な『ファークライ』が期待できるのではないだろうか。

『ファークライ』最新作の正式発表は日本時間12月7日に開催されるGame Awards 2018にて行われる予定。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/PCと表記されている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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