Nintendo Switch本体をリッチに装飾する「Switchblades」開発中。テーブルモード向けに機能を特化させた非公式アクセサリー
海外の開発チームGravilogicが、Nintendo Switch向け周辺機器「Switchblades」を開発中だ。「Switchblades」は、Nintendo SwitchのJoy-Conを挿入する本体部分両脇に差し込むアクセサリー。同ハード本体は、基本的にJoy-Conを抜くと両脇の部分がむき出しになる。この部分を覆うように守りつつ、装飾を加えておしゃれにし、さらなる機能をプラスするというものだ。装着することでNintendo Switch本体をリッチに演出できるほか、本体をプロテクトすることもでき、本体を支えるスタンド機能も有している。
特徴といえるのは、Baldes部分にあたるプロテクトのキットの種類の多さ。硬質な堅木や鮮明なアクリル、アルミ合金など幅広い材質に20種類以上のキットが用意されている。材質によって値段は異なっており、たとえば標準的な堅木なら15ドル、さらに整えられた堅木なら18ドル、アクリル製の特殊なデザインのものは21ドル、アルミ製のものなら38ドルといった次第。そのほか、部品は天然油とミツロウで仕上げられており、皿小ねじが採用されているほか、低摩擦ポリマーなどを特色しており、随所にこだわりがこめられている。強度と高級感をうまく両立しているというわけだ。
「Switchblades」は、Joy-Conと同様に、Nintendo Switch本体になめからにカチッとはまり、本体を傷つけることはないとのこと。スタンドは40度から75度まで調整可能。うまく自分の姿勢にあう視野角に調整でき、いずれの角度でもしっかりと固定されるという。もちろん、ドックに挿し込む際には本体の画面を傷つけずセットすることも可能。両脇に装着するという最小限の機能しか存在しないということで、機能的にドックを壊すといったことを危惧する必要もなさそうだ。
ただ、気をつけてほしいのは説明からもわかるとおり、このアクセサリーは主にテーブルモードで遊ぶプレイヤーをサポートするグッズであること。そもそも、テーブルモードでプレイ中のNintendo Switchの外観に物足りなさを感じた開発者が着手したプロジェクトだからだ。本体をJoy-Conから切り離した状態でドックに挿し込む際には、本体に指紋がつかない、挿し込みやすいといったメリットは存在するものの、スタンド機能も含めてテーブルモードに特化させたアクセサリーとなっている。ニッチな層を狙ったものだと思われるが、現在実施中のKickstarterキャンペーンは目標額5000ドルに対して2万2000ドル以上が集まっているように、多くのユーザーがこうしたグッズを求めていたようだ。
「Switchblades」は、現在はKickstarterで好みの種類のものを選んで購入するという形式をとっている。前述したように価格は堅木なら15ドル、さらに整えられた堅木なら18ドル、アクリル製の特殊なデザインのものは21ドル、アルミ製のものなら38ドルとなっている。もちろん、購入すれば両側につけるためにふたつのキットがついてくる。Nintendo Switchをテーブルモードでさらに快適に遊びたい方は、購入を検討してみるといいだろう。同製品は2019年3月より出荷開始予定だ。