『Fallout 76』にて3発の核ミサイルを同じエリアに同時発射するグループ現る。想定外のプレイゆえかサーバーがクラッシュ
Bethesda Softworksから販売中の『Fallout 76』では、エンドコンテンツのひとつとして「アトムの力」、つまり核兵器へのアクセスが用意されている。プレイヤーは一定の条件を満たす事で、核ミサイルをマップの任意の場所に撃ち込むことができ、着弾地点は大規模な破壊と同時に、希少で高価な資源が見つかる高レベルの汚染エリアへと一定期間変貌する。その強大な力を持つ核ミサイルを同時に3発、しかも同じ地点を狙って撃ったユーザーグループが現れ、その様子を収めた映像が話題となっている。
YouTuberのNickaroo93氏を含むこのグループは、本作のFissure Site Primeエリアに初めて核ミサイルを撃ち込んだ事でも知られる。着弾したエリアでは、放射能汚染の影響からか普段は見られないモンスターが現れることがあり、このエリアではScorchbeast Queenと呼ばれるレベル95のモンスターをボスとする特別なクエストが発生することが彼らによって明らかになった(PC Gamer)。
核ミサイルが通常よりも強力なモンスターを生むのであれば、核ミサイルを複数打ち込んだ場合、さらに強いScorchbeast Queenが現れるかもしれない。その仮説を検証するため、彼らは協力して3発の核ミサイルをFissure Site Prime目掛けて同時に発射。空を覆う閃光と爆音、そして3つのキノコ雲が立ち上る様子を見届けた彼らは、現場の様子を確認しに向かうが、爆心地に近づいたある地点でサーバーの応答がなく一時的に操作不能になったというエラーが表示され、ついにはサーバーから切断されてしまった。
これを受けて彼らは、『Fallout 76』のサーバーをクラッシュさせたとして上に掲載した動画を公開した。本作にて核ミサイルを発射するには、監督官にまつわるクエストをクリアした上で、広大なマップ内のどこかに点在する発射コードを集め、そしてミサイルサイロにてその発射コードを入力するという手順が必要になる。核ミサイルは非常に強力な武器であり、同時に貴重な資源を入手できるとあって、そう簡単に達成できる手順ではない。本作のベータテスト時も、最終日になってようやく達成できたユーザーが現れたとして海外にて報じられた(ComicBook.com)。
そのような核ミサイルを3発も同時に撃つことはBethesdaも想定していなかっただろうとして、大きな負荷がかかりサーバーがクラッシュしたに違いないと彼らは主張しているわけだ。もっとも、本当にそれが原因でクラッシュしたのかどうかは分からない。彼らは、今度は2発に減らして試してみるよとコメントしており、どのような結果となるのか興味深い。
なお、Bethesdaは本日11月19日23時から本作のメンテナンスを実施し、ゲームのパフォーマンスと安定性の向上を目的とするアップデートも配信予定。これにはクエストやUI、C.A.M.P.などにおける修正が含まれるとのこと。また今後のアップデートでは、スタッシュの容量増加や、PC版へのプッシュ・トゥ・トーク機能の追加、21:9のウルトラワイドモニターへの対応、PC版へのFOV調整スライダーの追加が計画されている。
【お知らせ】本日11/19(月)23:00から #Fallout76 のメンテナンスを実施いたします。今回のアップデートは主にゲームのパフォーマンスと安定性の向上を目的としたものです。今後の予定についてはリンク先をご参照ください。 https://t.co/dQuYwz6pwl pic.twitter.com/XTHXBPZqHy
— ベセスダ日本公式 (@Bethesda_jpn) November 19, 2018