日本語音声が追加されたPC版『閃の軌跡I』を遊ぶ。『Destiny 2』はこんなに面白かったのか。『世界樹の迷宮X』の地図描きが楽しい。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。158回目です。
大規模アプデをお試し
『Dead Cells』の次回アップデートのアルファ版をプレイしています。追加要素や変更点は多岐に渡りますが、もっとも大きな要素というと、カスタムゲームモードの追加でしょうか。本作では初期装備はランダムですが、カスタムゲームではアンロックした物の中から自由に選択できるほか、ゲームルールを細かく変更可能に。保有ポーションの数やアイテムの入手性の調整、またステージを暗闇にしたり霧を立ち込ませたりといった特殊ルールなどさまざまな項目があります。SEEDシステムにより自動生成ステージの再現も可能になりました。
通常のゲームモードも細かな仕様変更が重ねられており、また新たな気分で楽しめます。ラスボスを倒した後に開かない扉が追加されていることは気になりますね。今後ステージの追加が予定されていますので、ここからさらに先に進めるのでしょう。まだ調整は続いていますが、どのような展開が待っているのか楽しみです。
by Taijiro Yamanaka
地図をたくさん描ける喜び
8月2日に発売された3DSソフト『世界樹の迷宮X』を、約3ヵ月かけてようやくクリアすることができました。今作はシリーズ集大成ということもあってとにかくボリュームが多く、隙間を縫ってチクチクと進めていましたが、およそ60時間でなんとかラスボスを撃破。恒例のクリア後要素もあるようですが、とりあえず今月末の『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』までにクリアが間に合ったのでひと安心といったところです。
『世界樹』シリーズにおける今作の特徴としては、先述したようにボリュームが大きい点が挙げられます。遊べど遊べど追加されていく迷宮の数々。地図を描くのが大好きなので、これらの物量には嬉しい悲鳴を上げたくなります。このオブジェクトはこのアイコンで、この床はこの色で、いややっぱりこっちの方が見やすいかな……などと考えながら自分だけの地図を作り上げていくのは楽しいひととき。3DSの『世界樹』はこれで最後ということで満足感とともに一抹の寂しさもありますが、既に“胎動”を始めているという新しい展開が今から楽しみです。『ペルソナQ2』もあるので、『世界樹X』で残りの地図を描きながら新しい迷宮との出会いを心待ちにしたいと思います。
by Kazumasa Hirano
久々のJRPG
今週は『閃の軌跡I』をプレイしていました。PC版に日本語音声が追加されたということで、ご祝儀がてら購入したのです。それと自分は割と洋ゲーばかりプレイしていることが多いので、たまにJRPGらしいJRPGをプレイしたくなるんですよね…。そういう意味で本作はまさに理想通りのタイトルでした。
ゲーム自体はファルコムらしい丁寧な作りです。豊富なサブクエストや、釣り、武器強化に合成など、本筋とは関係ない数多くの要素が収録されていますし、もちろんキャラクターや物語も魅力です。PC版はPS4版の「改」相当のようで、高速移動なども可能ですからプレイしていてストレスも貯まりません。ちなみに本作は4部作ということで、ファルコムのゲームは同じ世界を舞台にしたシリーズ作品が多いのも特徴ですかね。ともあれ、本作は他のゲームの合間にまったりと進めていく予定なので、釣りノートのコンプリートでも狙いつつ、長い始まりの物語を追いかけていこうと思います。
by Kouzou Suzuki
こんなに面白かったのか
『レッド・デッド・リデンプション2』も『アサシン クリード オリジンズ』もまだ中盤で、どんどん進めていきたいのですが、先日PC版が無料配布された『Destiny 2』にハマってしまいました。恥ずかしながら、『Destiny』は前作も未プレイ。色々なメディアや友人の感想を聞いていると、「しんどい」という声だったり「惜しい」という声が多い印象で、どうしても踏み出せませんでした。ネガティブなイメージが先行しがちだったといいますか。
しかし実際に遊んでみると、楽しいんですよ、これが。世界設定なども惹かれますし、グラフィックもさすがAAA級。細部のつくりこみもすごい。そしてなにより、シューターとして手触りが非常によいんです。操作感や爽快感がうまく両立されていて、敵を倒すのが楽しい。RPG要素とマッチしていて、ハクスラ的な楽しさもあり。エンドコンテンツまわりの話については多少聞いているので、やりこみになるとまた変わってくるのだと思いますが、序盤に関しては探索系FPSとして非常に楽しい。想像していたゲームとは全然違うし、想像していたよりずっと楽しい。こんな面白いゲームだったのか。やりこみの段階まではいけるかどうかわかりませんが、楽しさが続くうちは遊び続けたいですね。
by Minoru Umise