『デビル メイ クライ 5』のトレーニングモード「The Void」が公開。デビルブレイカーや敵の種類など細かい設定が可能

カプコンは11月11日、メキシコで開催されたマイクロソフトのイベントX018にて、『デビル メイ クライ 5』に搭載されるトレーニングモード「The Void」を披露した。「The Void」は、プレイヤーがアクションを練習できるモードとして用意された。

カプコンは11月11日、メキシコで開催されたマイクロソフトのイベントX018にて、『デビル メイ クライ 5』に搭載されるトレーニングモード「The Void」を披露した。

公開された映像にて本作のディレクターを務める伊津野英昭氏は、アクション・アドベンチャーゲームには挑戦しがいのあるハードコアなゲームプレイがあることを重視しており、『デビル メイ クライ 5』もまたそのような作品になると語る。そのため、プレイヤーがアクションを練習できるモードとして「The Void」が用意されたという。『デビル メイ クライ』シリーズにおけるトレーニングモードというと、『DmC デビル メイ クライ』にて「道場」モードとして初めて登場した。

「The Void」では、戦う敵の種類を選んだ上で、その敵がアクションをおこうなうかや、ダメージを受けるかどうかを設定し、使用武器の特徴をつかんだりコンボの練習をおこなうことができる。そのほか、主人公のネロが右腕の義手として装備している特殊武装デビルブレイカーがダメージを受けるかどうかや、イクシードのリカバーをおこなうかなど細かい設定が可能だ。デビルブレイカーには能力の異なる複数の装備があり、敵から受けるダメージが蓄積して破壊されると別の装備に切り替わる形。設定で被ダメージを無効にすることで、同じデビルブレイカーを繰り返し練習できる。

デビルブレイカーの装備の組み合わせはプリセットして切り替えるようになっており、もちろんThe Void内でも任意のプリセットを指定することが可能。映像では、デビルブレイカーの使い勝手についても一部紹介されており、衝撃波を放つ「ガーベラGP01」や、バトル中に体力を回復できる「スイートサレンダー」、そして先端のフォークが回転しパスタの食べやすさを極めた(しかしバトルでの実用性はほぼ無いという)「パスタブレイカー」や、『ロックマン』とのコラボレーションで生まれた「ロックバスター」が披露されている。ちなみに、これらのデビルブレイカーは、本作のデラックスエディションに特典として収録される。

本作ではネロのほか、ダンテや新キャラクターのVもプレイアブルキャラクターとして登場する。ネロだけでも多彩な装備を持っており、学ぶべきことは多そうだ。The Voidとその細かい設定項目を利用することで、スタイリッシュなゲームプレイに磨きをかけることができるだろう。『デビル メイ クライ 5』は、PC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けに2019年3月8日発売予定。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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