『レッド・デッド・リデンプション2』は発売から8日間で1700万本を出荷。前作超えをすでに達成

 

Rockstar Gamesの親会社であるTake-Two Interactiveは11月7日、『レッド・デッド・リデンプション2』の出荷本数が1700万本を突破したことを発表した(Business Wire)。同作においては、発売後3日間での全世界累計収益が7億2500万ドルにのぼることがすでに発表されていたが、出荷本数としても大きな数字を残していることが明かされた形だ。前作『レッド・デッド・リデンプション』は8年をかけて1500万本 出荷を達成していたが、その数を8日間で超えたことになる。

『レッド・デッド・リデンプション2』は10月26日に発売されたオープンワールドアクションゲーム。無法者たちが居場所を追われつつある西部開拓時代末期を舞台に、ダッチギャングの一員アーサー・モーガンとして、逃亡生活を通じてカウボーイたちの生きざまを描く。広大な世界を用意し、ディテールにこだわったグラフィックやシステムが特徴の超大型タイトル。レビュー集積サイトMetacriticでは11月8日時点でメタスコア97点を記録。発売直後はメタスコアと乖離があったユーザースコアも、徐々に上昇しつつある。

Take-Twoは同作の勢いについて、発売後の3日間で収益10億ドルを達成した『グランド・セフト・オートV』と同等のものであると位置付け、予想をはるかに超えた商業的な成功であると語る。国内販売についても、メディアクリエイト調査にてPS4版(パッケージ)が発売週に約13万本を売り上げていると報告されている。近年においてはダウンロード版の売り上げ比率が高まっている背景を考慮すると、その倍近くを国内で売り上げていると考えてもよさそうだ。

ちなみに『グランド・セフト・オートV』の出荷は、1億本を突破したようだ

開発元であるRockstar Gamesは、11月より『レッド・デッド・リデンプション2』の所有者が遊べるオンラインゲーム『レッド・デッド・オンライン』を提供予定。『レッド・デッド・リデンプション2』のゲームプレイがベースとしており、1人またはフレンドと一緒にプレイすることができる。対戦や協力のマルチプレイ要素がふんだんに盛り込まれており、定期的にアップデートや調整を加えられていくライブ型のサービスだ。前身ともいえる『GTA Online』は今もなおTake Twoの収益を支える柱であることを考えると、『レッド・デッド・オンライン』が生み出す利益についての期待も、非常に高くなりそうだ。