カードバトルRPG『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』PC版日本語付き配信開始。基本プレイ無料のPC版『グウェント ウィッチャーカードゲーム』は正式リリース

『ウィッチャー』の世界を舞台にした1人用カードバトルRPG『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』のPC版が日本語対応で配信開始された。また基本プレイ無料のマルチプレイ・カードゲーム『グウェント ウィッチャーカードゲーム』もPC版正式リリースを迎えている。PS4/XBO対応は12月を予定。

『ウィッチャー』シリーズの開発元として知られるCD PROJEKT REDは10月23日、『ウィッチャー』の世界を舞台にした1人用カードバトルRPG『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』のPC版の配信を開始した。販売価格は29.99ドルで、テキスト・フルボイスの日本語ローカライズ済み。

また同日には基本プレイ無料のカードゲーム『グウェント ウィッチャーカードゲーム』のPC版が正式リリースを迎えている。ゲームデザインを大幅に変更した新生グウェントを楽しもう。なお両タイトルともPlayStation 4/Xbox One向けの展開は12月4日を予定している。

『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』は、グウェントをバトル要素として採用した、1人プレイ用のカードバトルRPG。プレイヤーはライリアとリヴィアの女王メーヴとなり、グウェントのバトル、広大なマップの探索、さまざまな選択を通して『ウィッチャー』の世界を冒険する。『ウィッチャー』シリーズで知られる濃厚なストーリーテリングで彩られた、20~30時間規模のキャンペーンを体験しよう。カードバトルに関しては、グウェントをベースにしつつも、パズル的な特殊ルールでのバトルも含まれている。

同日正式リリースを迎えた『グウェント ウィッチャーカードゲーム』は2017年5月よりベータ版として稼働してきた基本プレイ無料のオンライン対戦型カードゲーム。高い戦略性を要求されるスキルベースのバトルや、ウィッチャーの世界をベースにした美しいアートワークなどが特徴となっている。

今回の正式リリースにあたっては、レーン数/配置列の変更(3レーン→2レーン)や「射程」概念の導入を含むゲームデザイン・ルールの大幅リニューアル、『ウィッチャー』シリーズの世界観を強めた盤面・UIへの変更、無課金ユーザーにやさしいゲーム設計、30枚以上の新カード追加、新しいメカニクスの導入、デッキ構築システムの変更など全体的なオーバーホールが適用されており、ベータ版をプレイ済みのプレイヤーでも新鮮味のあるカードバトルを体験できるだろう。ベータ版からの詳細な変更点は公式サイトを参照。以下は最新のゲームプレイトレイラーである。

『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』と『グウェント ウィッチャーカードゲーム』はそれぞれスタンドアロン作品として配信されている別々のゲームであるが、両作の連動特典も存在する。前者を購入すると、後者で使えるカード20枚が即時解放されるというものだ。いずれも『グウェント ウィッチャーカードゲーム』のゲーム内通貨「紙片」を消費することでも入手できるものである。そのほか『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』の購入特典として、『グウェント ウィッチャーカードゲーム』にてアバターや称号といったカスタマイズアイテム、プレミアムカードタル×5が解放される。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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