牧場シム『Stardew Valley』iOS向けに日本語対応で配信開始。ゲーム内購入はなし、960円で時間泥棒な牧場ライフがまるごと楽しめる

Chucklefishは本日10月24日、『Stardew Valley』をiOS向けに配信開始した。価格は960円。ゲーム内購入などは存在せず、モバイル移植にあたっての内容の削減もなし。960円でゲームを購入すれば、牧場ライフをまるごと楽しめる。

Chucklefishは本日10月24日、『Stardew Valley』をiOS向けに配信開始した。価格は960円。ゲーム内購入(課金)などは存在せず、モバイル移植にあたっての内容の削減もなし。960円でゲームを購入すれば、牧場ライフをまるごと楽しめることになる。ゲーム内は日本語に完全対応しており、快適にゲームをプレイできるだろう。

『Stardew Valley』は2016年2月にPC向けに配信された牧場経営シミュレーションゲーム。初期の『牧場物語』からインスピレーションを受けた作品である。都会暮らしの主人公が、祖父の牧場を受け継ぎ、荒れ果てた牧場を立て直すことを目指す。農業に精を出してもいいし、近隣の人々と絆を育んでもいいし。採掘をしても釣りに勤しんでもいい。自由な生活が体験できる。

かわいらしい見た目とシンプルなコンセプトながら、奥深いゲームデザインに仕上げられており、PC版は発売から2か月足らずで100万本を売り上げ、年内には200万本を突破。その後売上を伸ばし続けている。のちに発売されたNintendo Switch版も100万に近い売上を記録しており、近年のインディーゲームを代表するメガヒット作品となった。

モバイル版は、ロンドンのスタジオThe Secret Policeが開発を担当。1年にわたり開発が続けられてきたとのこと。モバイルデバイス向けにUIやコントロールが再構築されており、バージョン1.3相当のコンテンツを含んでいる(マルチプレイは含まず)。iTunesを介すればPC版のセーブデータを転送することも可能だ。Android版も同じくThe Secret Policeが開発を進めており、完成間近の状態。近日中に配信日が発表されるとのこと。ゲームを始めるとゲーム内のタスクのすることに没頭し、時間の経過を忘れてしまうと評される牧場シミュレーションを、あらためてモバイルデバイスで遊んでみてもいいだろう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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