冒険+ショップ経営RPG『Moonlighter』周回要素を強化する大型アップデート実施。Switch/PS4版日本発売も迫る
インディースタジオDigital Sunは10月11日、『Moonlighter』の大型アップデートとなる「Adventure Update」を実施した。7月に公開したロードマップでは、2018年中に4つの大型アップデートが実施されると予告されていたが、そのうちのふたつめのアップデートとなる。
Adventure Updateの内容は、ニューゲーム+と新アイテムの追加がメイン。ニューゲーム+では、一度クリアした『Moonlighter』をもう一度遊ぶことができる。ダンジョンでは、より手強いと敵とボスがプレイヤーを待ち受ける。この手強い敵たちに対抗できる海賊武器とアミュレットが、新たに追加されるようだ。海賊武器はクラフトすることで入手可能となっており、武器には混乱や毒など状態異常のエンチャントを付与可能。アミュレットは、ダンジョンに落ちているものを拾うことで入手可能。アミュレットは強力なアビリティを秘めているものの、いくつかの欠点を持っているという癖の強さが特徴的であるので、使用には要注意。これらの装備アイテムは、ニューゲーム+のプレイでしか手に入れられない。
そのほか、今回のアップデートでは、要望の多かったセーブスロットの追加やアイテム売却の高速化なども実現されている。課題とされたバグもまた修正されているようだ。7月のアップデート「More Stock Update」では、4つあるダンジョンに50種類以上の部屋が追加され、これまであるものと合わせて約600種類へと拡張されていた。今回は、周回要素が強化されやりこみ部分が掘り下げられた形だ。
次なるアップデート「Companion Update」では、コンパニオンキャラクターが追加され、冒険に連れて行くことが可能になる。プレイヤーは好きなキャラクターを1人選択しお供にする。このほかにも、ゲーム内のいくつかのパラメーターを調整できるオプションが提供される。そして最後のアップデート「Trouble Update」では、新たな中ボスが追加される。どのような中ボスが登場するのかは不明であるが、プレイヤーの腕を試すようなボスになるとのこと。新たなアイテムエフェクトも追加されるという。これらのアップデートはすべて2018年内に予定しているものですが、2019年にも秘密のアップデート計画が進められているとのこと。
『Moonlighter』は、ショップ経営とダンジョン探索を組み合わせたRPGだ。プレイヤーは未知のゲートをくぐりダンジョンを探索し、それらのアイテムを持ち帰り、自分のショップで売ったり、村を発展させるために尽力したり。ショップ経営者と冒険者というふたつの役割をこなしていくことになる。Steam/PS4/Xbox One版発売当初はバグの多さやコンテンツの少なさが批判されがちであったが、数重なるアップデートにより、評価も持ち直しつつある。
PlayStation 4/Nintendo Switch国内版については、テヨンジャパンから『ムーンライター 店主と勇者の冒険』として発売予定。弊誌の11bit studiosへの問い合わせによると、Nintendo Switch版は11月に発売予定である(PS4版はその後)とされていた。ただし、テヨンジャパンによると、あくまで同作の日本発売は年内の予定であるとのこと。販売元であるテヨンジャパンからの発売日の発表を待つのがよさそうだ。
【UPDATE 2018/10/6 14:20】
テヨンジャパンによる『ムーンライター 店主と勇者の冒険』の発売は、11月ではなく年内であることを追記。