『レッド・デッド・リデンプション2』のXbox One版のおおよそのファイルサイズが、87.96 GBになることがMicrosoftストアから判明している。同作のファイルサイズについては、多くの噂が立ち込めていたが、プラットフォームによる公式情報が出た形だ。
『レッド・デッド・リデンプション2』においては、PS4 Proのバンドル版のパッケージ画像が小売店を介して公開されており、そのパッケージにて「最小で105GBの容量が必要」と記載されていた。インストールにおいて100GB以上の容量を要するという、過去最大級のファイルサイズが話題を呼んだ。一方で、先行した情報を得ているユーザーは、インストールファイルは50GBで、デイワンパッチのサイズは3GBになるとも報告しており、情報が錯綜していた(reddit)。今回のXbox One版のファイルサイズの公開により、やはりPS4版のファイルサイズも100GB前後の巨大なものになると考えてもよさそうだ。いずれにせよ、ひとまずはRockstar Gamesによる公式の発表を待つのが賢明だろう。
『レッド・デッド・リデンプション2』は、10月26日に発売予定のシリーズ最新作。西部開拓時代末期を舞台としたオープンワールドゲームとなっており、新たな主人公アーサー・モーガンおよびアーサーが所属しているギャング団「ファン・デル・リンデ」の物語が描かれる。『Red Dead Online』でも共用される広大なマップが用意され、狩りなどが楽しめる。さらに本作は4K解像度に対応しており、Xbox One Xならばネイティブ4Kで美しい世界が堪能できると報道されている 。美しい生態系の描写や細やかなカスタマイズも導入されており、高解像度や描写へのこだわりがあるからこそ、大容量のファイルサイズが必要になったのかもしれない。
大容量といえば、先日発売された『Call of Duty: Black Ops 4』は、PS4版/Xbox One版ともにインストールサイズは55GBで、デイワンパッチが50GBとなった(VG247)。こちらも『レッド・デッド・リデンプション2』に負けぬ大容量。ただし、『Call of Duty: Black Ops 4』もまた発売前にパッケージにて「最小で100GBの容量が必要」と記載されていた。その結果、インストールファイルサイズは55GBだった。とはいえ、PS4版は112GBの空き容量を確保しておかなければいけない仕様であるので、空きストレージの確保は必須だろう。
PS4においては、パッケージ裏などで記載される最小空き容量と実際のインストールファイルのサイズはしばし異なるようなので、その点は留意しておくといいかもしれない。いずれにせよ、大作ゲームのファイルの膨張化が進んでいることは疑いなく、大作のリリースラッシュが迫る年末年始にむけて、HDDやSSDに余裕をもたせたておくのがよさそうだ。