小高和剛氏や打越鋼太郎氏らが手がける『デスマーチクラブ』の開発にグランディングが参加。小学生12人が繰り広げるデスゲーム
ゲーム開発会社であるグランディングは本日10月5日、『デスマーチクラブ』の開発に参加すると発表した。『デスマーチクラブ』は、『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏や『Ever17 -the out of infinity-』などを手がけた打越鋼太郎氏らが中心となり、立ち上げた新会社Too Kyo Games(トゥーキョーゲームス)が制作するPC向けの新作タイトルである。さらに、イラストレーターに「刀語」の絵を担当した竹氏を迎えるなど実績あるスタッフが並ぶ。そして、ここにグランディングが加わることになる。
『デスマーチクラブ』は、12歳による12のデスゲームが繰り広げられる作品だ。12歳の小学生12人によるドラマが展開される。舞台となるのは現代の日本。東京のとある小学校に全国の落ちこぼれが集められた「ガンバレ組」と呼ばれるクラスが存在した。彼らが修学旅行に向かう途中、乗っていたバスが落石事故に巻き込まれてしまう。気がついた彼らがいたのは、廃墟とかした海中の遊園地。謎のピエロに、“仲間同士で殺し合うゲーム”をするように指示された小学生たちは、命がけの戦いに巻き込まれていく。好奇心旺盛でまだ怖さを知らない主人公の小学生男子れいちょ、つかみどころがないが頭脳明晰な小学生女子バニラたちは、どのような結末をたどるのだろうか。
グランディングといえば、セガ(現:セガゲームス)などで『スペースチャンネル5』のアシスタントプロデューサーを務めた岡村峰子氏が2007年に設立したスタジオ。モバイルアプリやカジュアルゲームを開発するかたわら、「パンツァードラグーン」のDNAを引き継ぐ『クリムゾン ドラゴン』といった作品や、任天堂とタッグを組み『任天童子』や『ひらり 桜侍』を制作するなど、幅広いジャンルの作品を巧みに仕上げる実力派スタジオでもある。最近では、SWERY氏が手がける『The Good Life』の開発に携わることも発表されていた。本作では、アートディレクターとして吉田謙太郎氏が、多数の作品に携わってきた二木幸生氏が開発プロデューサーとして参加するようだ。
小高和剛氏と打越鋼太郎氏らしい“極限”のテーマ設定をベースに、グランディングがともに開発を進めていくという本作『デスマーチクラブ』。パブリッシャーであるイザナギゲームスについても謎に包まれており、まだまだサプライズが用意されていそうだ。『デスマーチクラブ』は、2020年にPC向けに発売予定となっている。
どーもはじめまして! 私、バニラって言うんだー。なんと、バニラたちが主役のゲームが出ることになったの! その名も「デスマーチクラブ」! って…デスマーチってどういう意味なんだろ? コアラのマー●みたいなことかな? それなら、楽しいゲームになるの間違いなしだね! #デスクラ #DMCL
— ワールズエンドクラブ【World's End Club】(ワールズエンドクラブ公式) (@d_m_club) October 3, 2018