『零』から影響を受けた、カメラで亡霊を退治するホラーゲーム続編『DreadOut 2』正式発表。今度は準オープンワールドで亡霊狩り
インドネシアのインディースタジオDigital Happinessが『DreadOut 2』をSteam向けに正式発表した。本作は2014年5月に発売された『DreadOut』の続編である。前作は社会見学から帰る途中の女子高生と教師が、地図に載っていない古びた町に迷い込み、学校や廃墟内に住まう亡霊たちをスマートフォンや一眼レフカメラで撃退するホラーゲームであった。カメラを駆使して亡霊を退治するゲームメカニックや、キュートな女性キャラクターなど、『零』シリーズから影響を受けて開発されていた。
続編となる『DreadOut 2』は、インドネシアならではの怪異設定を踏襲しつつも、「三人称視点のアクションアドベンチャー・サバイバルホラー」として前作よりアクション性の高い作品が目指されている。準オープンワールドの静かな町で囁かれる都市伝説の真実を暴き、カメラだけでなく近接武器を駆使した戦闘により亡霊退治を行うことになる。そして亡霊の魂を吸収し、彼らの能力や武器を習得することで自らを強化していく。
トレイラーの冒頭で流れる「IRA」(前作の登場人物)からの着信や、亡霊の力を吸収出来るという人間を超えた能力から察するに、本作は前作の出来事が起きた後の物語となるのだろう(開発陣は『DreadOut 2』について、『DreadOut』の直接的な続編であると説明している)。主人公の風貌も、前作の主人公Lindaのエンディング時のものを彷彿とさせる。アクション性が高まるだけでなく、準オープンワールドにて複数のNPCと交流し、無数のサイドクエストを受領していくという説明内容から、前作よりもスケールの大きい野心的な作品になることが期待できる。
『DreadOut 2』の発売時期は未定。Steamストアページはオープン済みなので、気になる方はウィッシュリストに登録しておこう。なお成人コンテンツの項目としては、激しいホラー/恐怖テーマ、成人向けの挑発的シーン、暴力、性的暴行、タバコの使用が並べられている。