スタイリッシュアクション『デビル メイ クライ 5』ダンテを紹介する最新情報公開。トリッシュやレディ、さらに謎の男Vも登場
カプコンは9月20日、スタイリッシュアクションゲーム『デビル メイ クライ 5』の最新情報を公開した。本作についてはこれまで、『デビル メイ クライ 4』の主人公だったネロがメインキャラクターとして引き続き登場し、失った悪魔の右手デビルブリンガーの代わりとして、特殊武装デビルブレイカーを装備し悪魔と戦う様子が公開されていた。
そして今回は、本作のもうひとりのメインキャラクターであるダンテが紹介されている。本作の舞台は、『デビル メイ クライ 4』での魔剣教団事件から数年後の地方都市レッドグレイブ市。突如現れた巨大な樹木が街の中心を貫き、血を吸う根が人々を襲うという異変が発生する。この事件は、ダンテが営む便利屋デビル メイ クライに舞い込んだ、前金の大仕事の依頼が発端だったという。
ダンテは、父親スパーダから受け継いだ愛剣リベリオンや、2丁拳銃エボニー&アイボリー、刀身が変形する魔剣スパーダ、至近距離での破壊力に優れる散弾銃コヨーテAといったおなじみの武器をメインに戦う。対悪魔用の武器としてはほかに、近接戦闘に特化した魔具バルログがある。炎獄の主バルログの力が封じられているこの武器には、高威力の蹴りを放つキックモードと、スピードと手数重視のブロウモードの2種類のモードを使い分けることが可能だ。
さらに、バイクの形をした重量級の特殊武装キャバリエーレも登場。実際にバイクとして乗って攻撃できるほか、ハンドル部分で2分割して車輪部分の刃を回転させて悪魔を切り刻むこともでき、公開された映像でも派手に振り回して攻撃する様子が確認できる。そのほか、ゲージを溜めて魔人の力を解き放つデビルトリガーも使用可能だ。
そのほかのキャラクターとしては、シリーズ1作目に登場し、のちにダンテと相棒のような関係となったトリッシュや、シリーズ3作目に登場した、デビルハンターを生業とするレディがふたたび登場することが明らかになっている。映像では、彼女らはバトルの最中もフィールドに一緒にいるため、何らかのサポートをしてくれるのかもしれない。また、ネロとコンビを組む新キャラクターのニコは、ダンテが持つエボニー&アイボリーの設計者の孫であることが判明。武器職人である彼女は、公衆電話にて連絡すれば移動式工房であるトレーラーにて駆けつけてくれ、デビルブレイカーの補充やスキルの習得ができる。
そして映像の最後では、新キャラクターのVが登場。杖を持ち、身体中にタトゥーを入れたこの男については、現時点ではその素性や、ネロやダンテとの関連性も明らかにされていない。ただ、ダンテは「あれが依頼人だ」と発言しており、彼は本作で起こった事件に関係しているのかもしれない。また本作のキーアートには、ネロとダンテと並んで歩く姿が描かれており、その様子は敵というよりも仲間のひとり。もっというとメインキャラクターのひとりといった雰囲気にも見える。海外発表によると、Vは3人目のプレイアブルキャラクターだという。彼はどういったバトルスタイルを持っているのか、続報に注目したい。
本作は、通常版に加えてデラックスエディションも発売される。デラックスエディションには、ネロ用のデビルブレイカー4種や、ダンテ用の武器キャバリーエR、シリーズの過去作のバトルBGM、タイトルコールやスタイリッシュランクの追加ボイス、追加ムービーが収録される。追加デビルブレイカーは、『ロックマン』をイメージしたロックバスターや、フォークのついたパスタブレイカーなどユニークな装備となっていることが特徴だ。なお、デラックスエディションのコンテンツは別途販売もおこなわれる。
『デビル メイ クライ 5』は、PC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けに2019年3月8日発売予定。PS4/Xbox One版については、各ストアにて予約受付が始まっており、予約するとキャラクターの衣装を変更できるEXカラーパックがプレゼントされる。そのほか、ショップ別の特典も用意されているので、詳しくは公式サイトを確認してほしい。
また余談ではあるが、予約受付中のPS Storeでは本作がオンラインマルチプレイに対応する旨の表記が確認でき、Xbox Storeではさらに具体的に、最大3人でのオンライン協力プレイに対応するとある。これは何を意味するのか、今後明かされていくことだろう。