Humble Bundleにて『Alan Wake’s American Nightmare』や『LIMBO』など9本のPCゲームが期間限定で無料配布中

Humble Bundleは9月15日、PCゲーム9タイトルの無料配布を開始した。配布期間は米国時間9月16日まで。今回の無料配布の目玉とされているのは、『Alan Wake's American Nightmare』と『LIMBO』だ。

Humble Bundleは9月15日、PCゲーム9タイトルの無料配布を開始した。配布期間は米国時間9月16日まで。これは、Humble Bundleサブスクリプションサービス「Humble Monthly」の加入者向けに提供している、「Humble Trove」と呼ばれるサービスを体験してもらおうという施策だ。Humble Bundleのアカウントさえ作成すれば、Humble Monthlyに加入せずとも対象のタイトルを無料でダウンロードし、そのまま保有できる。

Humble Monthlyは月額12ドルで加入でき、毎月合計100ドル以上の価値があるゲームバンドルをSteamキー付きで入手できるサービスだ。Humble Troveでは、これとは別にラインナップされたPCゲームを自由にダウンロードして楽しめる。毎月複数のタイトルがカタログに追加され、ラインナップは拡大を続けている。ただし、こちらはSteamキーは付属せず、DRMフリー版を直接ダウンロードして楽しむ形となる。今回無料配布されるものも同じくである。

今回の無料配布の目玉とされているのは、『Alan Wake’s American Nightmare』と『LIMBO』だ。『Alan Wake’s American Nightmare』は、Remedy Entertainmentが開発したアクションアドベンチャーゲーム『Alan Wake』のスピンオフ的作品。主人公の作家Alan Wakeが、自身が手がけたとされるが記憶にないテレビドラマの世界に捕らわれる。オリジナル版よりもアクション性の高いゲームプレイとなっており、フラッシュライトで敵の闇を剥がし、銃弾を撃ち込んでいくのだ。『Alan Wake』というと、先日海外にて実写テレビドラマシリーズの制作が発表された(関連記事)。今回の無料配布は、その世界観に触れる良い機会となるだろう。

一方の『LIMBO』は、Playdeadが手がけた横スクロール・アクションゲームである。妹を探す少年が、奇妙なモノクロの世界の中を進んでいく。行く手を阻む仕掛けに対して、周囲にあるギミックを動かしたり、パズルを解いたりして道を切り拓くゲームプレイとなっており、シンプルながら頭を使う。言葉は登場せず何も語られないなか、描かれる雰囲気からプレイヤー自身が物語を解釈していくスタイルも特徴である。非常に高い評価を得た本作は、これまでにも数々のプラットフォームに移植されているが、未プレイの方は是非この機会に試して欲しい。

今回これらのほかに、『Uurnog』『Fortune-499』『Tiny Echo』『Cat Girl Without Salad』『Drawkanoid』『THOR.N』『Crescent Bay』も無料で配布されており、タイトルによってはWindows版だけでなくMac/Linuxに対応するものもある。Humble Monthlyでは現在『オーバーウォッチ』が提供されており、Humble Troveには『The End Is Nigh』や『Getting Over It with Bennett Foddy』『Torchlight II』『Gone Home』など多数のタイトルがカタログ入りしている。今回そのサービスの一端に触れてみて魅力を感じたなら、加入を検討してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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