協力プレイ対応ゾンビサバイバル『OVERKILL’S The Walking Dead』PC版のベータテストが実施決定。予約購入で4人分の参加権も
スウェーデンのデベロッパーStarbreeze Studios/OVERKILL Softwareは9月9日、現在開発中のゾンビサバイバルアクションゲーム『OVERKILL’S The Walking Dead』について、10月9日からクローズドベータテストを実施すると発表した。PC(Steam)版の予約購入者に参加権が与えられる。本作の価格は、通常版が6290円、デジタルアートブックやサウンドトラック、スキンパックなどが付属するDeluxe Editionは8250円。本作はオンライン4人協力プレイに対応する作品ということもあり、Deluxe Editionの予約購入者には4人分のベータテスト参加権が与えられ、友人を誘って参加可能だ(通常版は1人分)。
本作は、Robert Kirkman氏の人気コミック「The Walking Dead(ウォーキング・デッド)」をベースにした4人協力プレイ対応FPSゲームで、舞台となるのはアメリカの首都ワシントンD.C.。大量のウォーカー(ゾンビ)がさまよい歩く世界にて、プレイヤーはAidan・Heather・Maya・Grantの4人の内のひとりとなってサバイバルをおこなう。Aidanは元サラリーマン、Heatherは元幼稚園教師、Mayaは元外科医、そしてGrantは都会を離れて暮らしていた老人。それぞれ異なる背景を持つ4人は、得意とするプレイスタイルも異なり、独自のアビリティやスキルツリーを持っている。各々の特徴を活かし、協力して生き延びるのだ。
ゲームプレイでは、拠点となるキャンプから資源を求めて各地へ探索ミッションに赴く。この世界にはウォーカーだけでなく、ほかの生存者もいる。ただし、救出すべき生存者もいれば、敵対する勢力もいるため、さまざまな脅威に備えてキャンプをアップグレードしていくことが求められる。キャンプでは、たとえば武器の修理が可能。ウォーカーは音に敏感なため、武器カスタマイズにて銃にサプレッサーを取り付けることは非常に有効である。しかし、サプレッサーは使い続けると壊れてしまう。また、銃はジャム(排莢不良)を起こして撃てなくなることもあるため、あらかじめキャンプにてメンテナンスしておきたい。
*Gamescom 2018用のビルドにて開発者がゲームプレイを紹介
探索ミッションの中では、さまざまなパズルが用意されている。上の映像では、扉を開けるためにフォークリフトを利用する必要があり、そのためにガソリンを探してきたり、別の場面ではバッテリーを集めてきて配電盤に給電したりといったシーンが確認できる。こういったパズルは、プレイするごとにランダムで配置されるとのことだ。登場するウォーカーの配置もランダムとなる。そのほか、扉に板を打ち付けて塞ぎ、ウォーカーを部屋に閉じ込める場面もある。ウォーカーは大量に現れるが、武器は持っていない。むやみに戦って大きな音を立て、ウォーカーをさらに呼び寄せてしまうと窮地に陥ってしまうため、あえて戦わないという戦略も重要になるようだ。こうしたゲームプレイも、クローズドベータテストにて体験できることだろう。
本作はPC向けに11月6日発売予定。海外ではPlayStation 4/Xbox One版が2019年2月6日に発売される。また、日本ではスパイク・チュンソフトからPlayStation 4版の発売が発表されている。こちらの発売日は未定である。