「ウルトラハードコア」をうたうソウルライク ・アクションRPG『Immortal: Unchained』 Steamにて発売。銃をメインに死者の軍隊と戦う

インディースタジオToadman Interactiveは9月7日、『Immortal: Unchained』をSteamにて発売した。『Immortal: Unchained』は、『デモンズソウル』や『ダークソウル』シリーズから影響を受ける、シングルプレイのSFアクションRPGだ。

スウェーデンに拠点を置くインディースタジオToadman Interactiveは9月7日、『Immortal: Unchained』をSteamにて発売した。価格は5150円で、9月16日までは10パーセントオフの4635円で購入可能。本作は、『デモンズソウル』や『ダークソウル』シリーズから影響を受ける、いわゆる「Souls-like(ソウルライク)」と呼ばれるジャンルに属する、シングルプレイのSFアクションRPGだ。海外ではPlayStation 4/Xbox One向けにも発売されている。

『Immortal: Unchained』の舞台は、はるか遠い未来のCosmosと呼ばれる世界。とある預言者が、宇宙規模の大異変によって太陽の光が失われた時、Abyssの深淵から骨も凍える冷たい風が吹き荒れ、破壊と絶望の先駆者たちが蘇るだろうという言葉を残していた。その冷たい風は戦争を引き起こし、この世界に9つある惑星を破滅に追い込むという。そして、この運命を阻止するために、伝説の戦士たちが呼び起こされる。彼らは生きた兵器として強力な力を持ちながら、心に闇を抱えた恐ろしい存在だとして永遠の牢獄に囚われていた。本作の主人公はそのひとりである。

本作のゲームプレイは3人称視点で進み、荒廃した外界や遺跡らしき場所にてアンデッドの敵と戦う。蘇った死者たちは、謎の女王への忠誠を誓うHolmeguardと呼ばれる軍隊を組織している。本作はソウルライクゲームとしては珍しく、銃をメインの武器としたバトルが特徴だ。ピストルやショットガン、ライフルなど100種類以上が登場し、敵もまた銃で攻撃してくるものがいる。とはいえ、一般的なTPSよりは接近したバトルが中心となり、回避行動を挟みながら銃弾を撃ち込んでいく。また銃とは別に近接武器もある。銃弾には限りがあるため、近接武器も戦略的に活かしたい。ボス戦では、巨大な剣を振るう強大な敵にも出会うことだろう。

発見した武器はオベリスクと呼ばれるモミュメントにアクセスし、武器スロットに装備することで利用できる。またオベリスクでは、武器やキャラクターのステータスのアップグレードもおこなえる。キャラクターのステータスには、体力やスタミナ、攻撃力、回避スキルなどに関連するものがあり、アップグレードはゲームプレイを通じて入手するBitsと呼ばれるアイテムを消費しておこなう形だ。本作では、Monolithと呼ばれる古代の遺物の力によって、死んでも何度でも蘇ることができるが、それまでに獲得していたBitsを敵にやられた場所に落としてくる。再プレイ時にはそれを回収することが可能だが、回収するまでに再び死んでしまうと完全にロストしてしまう。

本作は、開発者自ら“ウルトラハードコア”と呼ぶ高難易度の作品となっており、手強い敵やボスと戦いながら、9つあるCosmos内の世界を探索し、世界を破滅の運命から救う方法を見つけ出すのだ。なお、本作の今後については、数か月以内にニューゲームプラスモードやチャレンジモードなどを追加するアップデートが計画されており、またDLC配信も予定しているという。また現在、追加武器パックであるPrimes Pack DLCが、9月14日までの期間限定で無料配布されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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