『バトルフィールド V』のバトルロイヤルモードでは、ミッションを達成し優れた武器を入手していく。『バーンアウト』開発元も制作参加

Electronic Artsは9月6日、『バトルフィールド V』に収録されるバトルロイヤルモード「ファイアストーム」のさらなる情報を公開した。プレイヤーは、分隊を組むほかの3人の仲間と一緒に最後まで生き残ることを目指す。今回、ファイアストームの開発はCriterion GamesがDICEと協力しておこなうことが発表されている。

Electronic Artsは9月6日、『Battlefield V(バトルフィールド V)』に収録されるバトルロイヤルモード「Firestorm(ファイアストーム)」のさらなる情報を公開した。『バトルフィールド』流にバトルロイヤルを解釈し直したというファイアストームは、シリーズで最大のマップを舞台に、4人1組の分隊が計16チーム参加する64人対戦となることなどがこれまでに明かされている。プレイヤーは、分隊を組むほかの3人の仲間と一緒に最後まで生き残ることを目指すのだ。

今回、ファイアストームの開発はCriterion GamesがDICEと協力しておこなうことがまず発表されている。Criterion Gamesというと、『バーンアウト』シリーズを手がけたことで知られるスタジオだ。2004年にEAの傘下に入った後もシリーズの開発を続け、さらに『Need for Speed』シリーズにも携わり、レースゲームの開発元として一目置かれる存在である。一方で、近年は『Star Wars バトルフロント II』のスターファイター・アサルトモードの開発を担当するなど、活躍の場はレースゲームにとどまらない。また古くは、FPS『BLACK』を手がけ高い評価を得たこともある。

ファイアストームでは、ほかの多くのバトルロイヤルゲームと同じく空からマップに降下してゲームが開始。戦場では爆炎の輪が周囲を取り囲み、これが徐々に縮小してプレイエリアを狭めていく。マップの詳細はまだ発表されていないが、現在公開されている上の画像からすると、雪山に囲まれ、海に面した土地が舞台となるようだ。建物が建ち並ぶエリアや森林地帯などがあり、また海側には大きな橋がかかっていたり、小さな島が点在していたりと、バラエティに富んだ環境となることが予想される。

ゲーム開始時には武器は何も所持していないため、まずはマップ内を探索して装備を整える必要がある。またファイアストームのゲーム中には、いくつかの種類の目標がプレイヤー(分隊)に与えられ、それをこなすことでより価値の高い武器や車両を獲得できるという。目標は、特定のランドマークを制圧するといった、コンクエストモードに似た形式になるとのこと。分隊ベースのゲームプレイを採用したことを活かすシステムと言えそうだ。マップ内には、あらかじめ制圧目標として定められたランドマークもあれば、ゲームごとにランダムで指定される場所もある。上の画像では巨大な電波塔が確認でき、また沖合には艦船もある。こういった場所も目標になるのだろうか。

車両にはトラックなどのほか、戦車も多数登場する。マップに配置される建物は本作のほかのゲームモードと同じく破壊可能で、戦車ならば容易に壁を破ることができる。敵が隠れている場所を襲うなど、戦略的に利用することもできるだろう。戦車を保有することは自らの分隊に強力な力をもたらすため、その獲得にはほかの分隊との争いが生まれるはず。高いリスクを承知で戦車の獲得を目指すのか、あるいは別の戦略で対抗するのか判断が求められる。もちろんそのほかの車両も、広大なマップを素早く移動するために非常に有用である。なお、ファイアストームでの戦績は、ほかのマルチプレイモードと同じくプレイヤーの中隊システムに反映される。

今回、本作の予約購入特典として、新たに「Firestorm Ranger Set」が提供されることとなった。これはMKIII(S) Elite Combat Daggerやゴーグルなど、ファイアストームの舞台を戦う兵士をイメージした装備セットで、ほかのゲームモードでも利用可能だ。そのほか、空挺部隊ユニフォームセットや、達成することで報酬を獲得できるスペシャル任務、前作『バトルフィールド 1』に登場した5つの武器も含まれる。Deluxe Editionでは、さらに毎週20個のアイテムをエアリフトを通じて入手でき、また発売5日前からの先行アクセス権も付く。

『バトルフィールド V』は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに11月20日発売予定。現在、各プラットフォームにてオープンベータテストが9月11日まで実施されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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