ネコがメックスーツを着て探索するネコロイドヴァニア『Gato Roboto』発表。PC/Nintendo Switch向けに2019年発売予定
パブリッシャーのDevolver Digitalは9月1日、アメリカのインディースタジオdoinksoftが開発する『Gato Roboto』を発表した。プラットフォームはPCとNintendo Switchで、2019年に発売する。本作は、メトロイドヴァニアならぬ“CatMechtroidvania”というジャンルの作品だそうで、ネコとメックとメトロイドヴァニアを組み合わせたゲームとなるようだ。
本作については公式サイトがまだ存在せず、現時点で公開されている情報は、このトレイラーのみである。主人公は、かわいいネコ。飼い主と共に宇宙船で旅をするネコは、とある惑星に降り立つと、ご主人を置いてさっそく探索を開始する。本作はモノクロのドット絵グラフィックとなっており、同じくDevolver Digitalからリリースされたアクションゲーム『Minit』や、(赤を加えた3色ではあるが)『Downwell』などを思い起こさせる。
主人公のネコは、水を毛嫌いする様子もなくスイスイ泳ぎ、壁を走って登ることもできる。そして、ある部屋にてメックスーツを発見して攻撃手段を得る。メックスーツではショットを撃つことができ、これでステージ内にいるカエルや蜂、ドローン、謎の植物などの敵を倒しながら進んで行く。ただし狭い通路には入れず、その場合はメックスーツを脱ぐことになる。メックスーツにはエネルギーゲージがあり、いくらかの耐久力がある一方、生身の状態では一撃で死んでしまうようだ。
映像では、何かのポッドに入る様子も確認できる。画面左側の表示項目に変化があるため、ここでメックスーツのアップグレードをおこなえるのかもしれない。画面表示に追加されるもののひとつはミサイルだ。通常のショットより強力な攻撃となることが予想されるが、撃つと温度表示が上昇しているため、連続して撃ち続けるとオーバーヒートするのだろう。また、ジャンプ中に下に向かってミサイルを撃ち、2段ジャンプのようなアクションおこなっていることも確認できる。
もうひとつ画面表示に追加されているものは、『メトロイド』でいうところの“丸まり(モーフボール)”のようで、Aボタンにアサインされていることから察するに、ジャンプ中に丸まって何らかの効果を得るようだ。上述の2段ジャンプの際にも使用している。本作は、こうした機能を駆使しながらマップを探索し、ボスを倒してさらなる展開へと進む作品となりそうだ。本作は、現在アメリカで開催中のイベントPAX West 2018にプレイアブル出展されており、これからさらなる詳細が明かされていくだろう。