『Until Dawn』開発元が新作『Man of Medan』を発表。今度は幽霊船で繰り広げられる超常現象系ホラー、多くの分岐が待ち受ける
Supermassive Gamesは本日8月21日、gamescom 2018にて新作『Man of Medan』を発表した。バンダイナムコエンターテインメントとタッグを組み、PlayStation 4/Xbox One/Steam向けに2019年に発売される。Supermassive Gamesによると、本作はDark Pictures Anthology(作品集)という新しいプロジェクトの一部であり、今後アンソロジーとしてさまざまなサブジャンルのシネマ・ホラー作品を発売していくという。『Man of Medan』はこのアンソロジーの第一作目になるようだ。
舞台となるのは南太平洋に浮かぶ船。第二次世界大戦時の難破船が存在すると噂される海域にて、主人公を含む4人の若いアメリカ人と船長Flissは、船上パーティーを楽しんでいた。しかしとある日、突如嵐が巻き起こり、彼らは幽霊船に閉じ込められてしまったことに気付く。極限のストレスと恐怖に苛まれながら、この奇妙な船から逃れる手段を探すことになる。
Dark Pictures Anthology では『Until Dawn』『The Inpatient』といった評価の高い過去作と同様のホラー・シナリオを楽しめる一方で、繰り返して遊べるようにも作られているという。具体的に言うと、『Man of Medan』では過去作以上に多くの分岐が用意されているようだ。ゲーム中の選択により展開が分岐していき、その結果マルチエンディングが訪れる。本作では、船の謎を解き明かすことで、すべてのキャラクターを救うこともできるようだ。しかし判断を誤れば全員が死んでしまう可能性もあるとのことなので、行動の選択はこれまで以上に慎重になる必要がありそうだ。
Supermassive Gamesのホラーゲーム『Until Dawn』『The Inpatient』といえば、ソニー・インタラクティブエンタテインメントによる丁寧なローカライズと日本語吹き替えにより、高い没入感をもたらされていた。バンダイナムコエンターテインメントから発売される『Man of Medan』、そしてDark Pictures Anthologyの一連の日本展開についても気になるところだ。