体積交換シューター『モーフィーズ・ロウ』Nintendo Switch版が8月21日に海外発売。敵を撃ち、自分の身体を膨張させよ

cosmoscopeは本日8月20日、Nintendo Switch版『Morphies Law(モーフィーズ・ロウ)』を明日21日(日本時間21日午前2時)に配信すると発表した。『モーフィーズ・ロウ』は、撃つ/撃たれることで身体の大きさが変化するという独特なルールのシューターだ。

スイスのインディースタジオcosmoscopeは本日8月20日、Nintendo Switch版『Morphies Law(モーフィーズ・ロウ)』を明日21日(日本時間21日午前2時)に配信すると発表した。本作はPCおよびNintendo Switch向けに発売することが告知されていたが、Nintendo Switch向けに先行配信されるようだ。

『モーフィーズ・ロウ』は、最大4v4のプレイヤーにて競い合うTPS。本作のプレイヤーキャラクターである人形のMorphiesは「撃つと身体が大きく、撃たれると小さくなる」という特徴を持っている。たとえば、自プレイヤーがほかプレイヤーの頭部を撃ったとすると、撃ったプレイヤーの頭部は大きく、撃たれた側のプレイヤーの頭部は小さくなる。足を撃てば足を撃った方が大きくなり、撃たれた側は小さくなる。より身体が大きい(相手を多く撃った)ほうが勝者となる、ユニークなシステムが導入されている。

大きくなれば、その大きさに応じてパワーを発揮できる。具体的には、ジャンプ力や突進などが強化される。一方で、大きいということは“的”になりやすいことを意味する。敵の攻撃を被弾しやすくなるだろう。また小さなキャラクター向けの通行口などは通ることができず、敵を逃しやすくもなる。独特のメカニズムを利用し、うまく相手より大きな身体を維持したままバトルを終えるのだ。

本作はこうした独特のシステムを導入しているが、ただ平地で打ち合うだけには終わらない。さまざまなアビリティも存在しており、道中に膨張するスポンジのような障害物を設置したり、空中をブーストで飛翔したりすることが可能。シールドを張ったり、グラップリングフックで高所へ上がるなど、立体感のある戦闘が楽しめるようだ。身体の大小だけでなく、さまざまなアビリティ、そして連携が勝負の鍵を握ることになるだろう。

本作は最大4人までのオンラインマルチプレイと、8人までのローカルマルチプレイに対応。BOTを相手としたオフラインプレイも収録されている。武器については、単一のものを選ぶだけでなく、複数の武器を組み合わせて自分だけの銃を作成できるようだ。なかなか好みが分かれそうな毒々しい見た目のパーツは、頭/右腕/左腕/など部位ごとに変更可能。各パーツにレアリティが設定されていることが確認できることから、こうしたパーツを獲得していく楽しみも用意されていそうだ。そのほか、ジャイロ操作に対応し、60fpsで動作することが明かされているように、快適なパフォーマンスで遊ぶことができるだろう。

『モーフィーズ・ロウ』は昨年9月に国内向けのNintendo Directで紹介されており、国内向けリリースをにおわせていた。ついに明日海外向けの配信が始まるが、国内Nintendo Switch版、そしてPC版がどのタイミングで発売されるのかも気になるところだ。

【UPDATE 2018/8/21 0:10】
『モーフィーズ・ロウ』公式Twitterは、Nintendo Switch版の国内リリースについて「残念ながら、日本向けには(グローバル向け)配信日には発売できません。続報があり次第お伝えします。」とユーザーに対し返信している。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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