オフィスワークをプログラムするパズル続編『セブン・ビリオン・ヒューマンズ』Steam版が8月23日に発売へ。Nintendo Switch版は後日
インディースタジオTomorrow Corporationは8月16日、『7 Billion Humans(セブン・ビリオン・ヒューマンズ)』を8月23日にSteam(Windows/Mac/Linux)にて発売すると発表した。本作は、オフィスワークをプログラムに見立ててサラリーマンを働かせる人気パズルゲーム『Human Resource Machine(ヒューマン・リソース・マシーン)』の続編だ。なお、本作は日本語をサポートする予定だが、今回発表された発売日時点の対応リストには含まれていない。後日アップデートにて対応するそうだ。
前作では、数字やアルファベットが書かれた箱(テータキューブ)を、上司から与えられた指示どおりに運ぶため、ひとり孤独に働くサラリーマンの行動ひとつひとつをあらかじめプログラムして実行させていた。この基本は本作でも変わらないが、今回は新たなプログラミング言語を採用し、複数のサラリーマンを同時に働かせることが特徴となる。また、前作では基本的に箱の扱いに対する行動のみをプログラミングしていたが、本作では加えてサラリーマンの動きも指示する。フロアはグリッド状になっており、周囲8方向への移動(step)を指定する形である。そのほか、サラリーマン同士で指示を伝えるコマンド(tell)や、指定の条件を満たしているか確認するコマンド(if)なども用意されているようだ。
本作には、前作と比較して“77.777778パーセント増”となる60種類以上のステージが収録される(上司の言葉のウザさは30パーセント増しだとか)。プログラミングというと難解に思うかもしれないが、未経験者であっても順序立てて学んでいけるようステージ構成は工夫されている。また、解法が分からないステージを一旦置いておいて先に進むスキップ機能や、ヒント機能といった新たなシステムも用意されているとのことである。自由に文字や絵を書き込めるコメント機能もあるため、自分なりに理解しやすいようメモしておくと良いかもしれない。
なお、本作はNintendo Switch版も発表されているが、こちらの発売日は未定。ただ、開発元Tomorrow Corporationは「very very soon」とコメントしているため、Steam版からそれほど間を置かずに配信されそうである。Nintendo Switch版は、任天堂が今年5月に配信したインディーゲーム紹介番組Indie Worldにて2018年夏配信予定と紹介されており、日本での発売も決定している。前作に引き続きフライハイワークスが販売を担当するようだ。