『Red Dead Redemption 2(レッド・デッド・リデンプション2)』初のゲームプレイ映像公開。開拓時代末期、現代化の波から逃れるギャング団の大冒険
Rockstar Gamesは8月10日、『Red Dead Redemption 2(レッド・デッド・リデンプション2)』の初ゲームプレイ映像を公開した。以下は日本語吹替版である。
『Red Dead Redemption 2』は西部開拓時代末期を舞台としたオープンワールドゲームのシリーズ新作。前作から時を遡り、新たな主人公アーサー・モーガン(Arthur Morgan)が所属しているギャング団「ファン・デル・リンデ(Van der Linde)」の物語が描かれる。ファン・デル・リンデ(ダッチ・ギャング)というと、前作の主人公ジョン・マーストンが所属していた組織である。今年5月に公開された前トレイラーではマーストンの姿も映っていた。
19世紀末、移民の増加とフロンティアの消滅とともに開拓時代は終わりに近づき、現代アメリカへと変化を遂げようとしていた。ガンマンと無法者が姿を消しつつある時代の変わり目真っ只中で、ダッチ・ギャングは当局から、そして現代化の波から逃れるべく、アメリカ中部(ハートランド)およびフロンティアの過酷な大自然を冒険する。
本作の広大なマップには、過酷な山道、鬱蒼とした森林、未開の沼地、荒野、さびた田舎町からモダン化が進む町までさまざまなロケーションが広がっており、各地では多様な生態系を目にすることになる。そんな大自然を旅するギャング団は、道中でキャンプ地を設け、そこを拠点として食事・睡眠・家事・会話・賭博など仲間と一緒に生活を送ることになる。プレイヤーは主人公モーガンとして、ギャングのために食料や物資を調達したり、メンバーの頼み事を聞いたりしながら関係性を築いていく。
今回のオープンワールドは、ただオープンなだけでなく、よりインタラクティブで、より奥深い世界になっているとのこと。インタラクティブ、といってもただ銃でNPCを射殺するだけでなく、すれ違った相手に挨拶したり、挑発したり、説得を試みたり、脅迫したりと、さまざまなオプションが用意される。そうしたプレイヤーの反応次第で敵をつくることも味方を増やすこともあるという。主人公の愛馬に関しても、信頼関係を深めるのことで乗馬中のコントロールが安定していくようだ。
そのほか今回の映像では、アクション・ストーリーテリング・ゲームプレイの融合や、現実的なリロードとリコイルによる進化したガンアクションを目指していることにも触れられている。なお今回公開されたのはゲームプレイ映像シリーズの第一弾であり、次回以降の映像ではミッション、アクティビティ(今回の映像の最後には釣りをするシーンが)、敵対ギャング、強盗、デッドアイを使った射撃システムなど本作の見所が紹介されていく予定。今作では全く新しいオンラインマルチプレイが体験できるとかねてから伝えられていることから、マルチプレイの内容についても続報が気になるところだ。
『Red Dead Redemption 2』の対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One(後者はダウンロード版のみ)。2018年10月26日に国内外同時リリース予定となっている。