PS4/Nintendo Switch向け格闘アクション『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』 餓狼伝説の「テリー・ボガード」が女体化して参戦
SNKは8月3日、PlayStation 4/Nintendo Switch向け格闘アクションゲーム『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』の新たな“ヒロイン”として、『餓狼伝説』シリーズの主人公であり、『THE KING OF FIGHTERS』シリーズでもおなじみの「テリー・ボガード」の参戦を発表した。キャラクターボイスは、声優のたかはし智秋さんが担当する。
『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』は、SNKタイトルに登場する女性キャラクターたちが、2対2のタッグを組んで闘う対戦格闘ゲームだ。ヒロインたちは格闘大会を終えたあと昏睡状態に陥る。目が覚めた場所は見知らぬ館の中。そして彼女たちは、どういうわけか“趣味まるだしのはずかしい衣装”を身にまとっていた。今回発表されたテリー・ボガードは本来は男性キャラクターであるが、“とある人物のイタズラ(?)”によって女性の体になってしまったという。公開されたキーアートでは、テリー本人も困惑しているような様子が描かれているが、ともあれ彼もこれでヒロインのひとりとして本作への参戦が叶った。
テリーのコスチュームは、キャップと赤い上着のおなじみのスタイルが露出度多めの女性向けにうまくアレンジされている。テリーは『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』にて、デミトリの必殺技ミッドナイトブリスにより女体化を経験しているが、その当時の衣装を再現しているようだ。ほかにスチームパンク風やチアリーダー風のコスチュームも用意されている。本作はキャラクターカスタマイズに対応しているため、かわいくなったテリーを、さらに自分好みに着飾って、バトルをしたりポーズや目線を変えて撮影することが可能だ。
『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』では、ボタンのみ、あるいはボタンと十字キーの組み合わせで必殺技を出す簡単操作を採用している。今回のトレイラーでも、パワーウェイブやクラックシュート、ライジングタックル、バーンナックルといった、テリーのアイコン的必殺技の数々を確認できる。また、タッグチームのひとりはアタッカーとして闘い、もうひとりはサポーターとしてバトル中に獲得できるアイテムを使用して援護。そして相手の体力を減らしてから、超必殺技であるドリームフィニッシュをヒットさせないとバトルが終わらないというオリジナルのシステムが本作の特徴だ。
本作には、テリーを含めてこれで14人のヒロインの参戦が明らかになっている。これまで海外向けのキーアートにてシルエットで隠されていた、ポニーテールをなびかせるキャラクターは、ファンのあいだでは『メタルスラッグ』シリーズのフィオ・ジェルミではないかと予想する声もあったが、女体化したテリーが登場というまさかの展開となった。
ほかにもヴァンパイア姿のナコルルや、ネコ耳のレオナなど、ヒロインたちはもともとのイメージからは想像できない、かつ露出度の高い姿で参戦している。本作のプロデューサー小田泰之氏は、こうした衣装は単に開発者の好みで着せている訳ではなく、本作のストーリーに結びついていると説明しており、とある人物のイタズラだというテリー女体化の真相にも関係していそうだ(関連記事)。なお、この週末には、東京・札幌・岐阜・熊本にて本作の試遊会が開催され、今回発表されたテリーもプレイできるとのこと。詳細は公式Facebookページをご覧いただきたい。『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』は9月6日に発売予定だ。